車下取り査定ガイド

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ランサーエボリューションの下取り相場と買取市場動向

      2017/07/18

ランサーエボリューションの買取市場動向

 三菱といえば「ランサーエボリューション」という人もいるでしょう。とにかく「早く走る車が欲しい」という思いを具現化した車、それがランサーエボリューションです。初代モデルは1992年に登場しました。国内での人気はもちろんのこと国外でも高い知名度と人気を持っており、三菱の誇る代表作の一つと言えます。

 現行型のランサーエボリューションは通称“エボX”と呼ばれるCBA-CZ4A型になります。2007年に登場した当代のキャッチコピーは「その進化は、一瞬で次代を抜き去る」。同シリーズでは現時点で唯一のカタログモデルでもあります。ベースとなる「ランサー」は国内では「ギャランフォルティス」の名称となりましたが、国外ではランサーの車名が引き続き採用されています。

 「第4世代」と呼ばれている現行エボX。グレードは現在4つがラインアップされており、最廉価グレード「X RS」で324万円、最上級グレードが「X GSR-プレミアム」で540万円からとなっています。エンジンは2.0L、4ドアの5名定員、フルタイム4WDという点は全て同じです。異なる点としてはトランスミッションですが、上位2グレードには6速ツインクラッチSST、その他2グレードには5MTが設定されます。後続車のヘッドライトを感知するシステムやリヤビューモニター付きのルームミラー内臓の液晶モニターなど走行性以外の部分の装備も素晴らしいものがあります。

 そんなランサーエボリューションの買取事情を見てみるとしましょう。ランサーエボリューション自体は人気車種ではありますが、一般的な需要という点ではそこまで高いものではありません。実用性ではなく趣味性の高い車種になりますので、買取事情も通常の車種とは異なり独特のものとなっています。

 例えば走行距離は大事なのですが、これは当然ながら走れば増えていきます。そのような数値だけではなく足回りや、更には整備記録簿の存在やアルミホイールなど「走り屋」がこだわるような部分の査定がとにかく高いのです。カスタマイズされている車種の査定も高いでしょうね。一般大衆車の場合、過度なカスタマイズは敬遠されてしまう傾向にあるのですがランサーエボリューションの場合は別です。お金をかけた分だけ装備が反映されやすいという、ある意味ではわかりやすい査定事情があるのです。

 ナビやETCなどのような標準的な装備よりも、HIDでも付けていた方が査定は良いでしょうね。これはランサーエボリューションの購買層にあります。当たり前ですが、「近所に買い物に行く程度で良い」と思っている人が選ぶ車種ではありません。「とにかく早く走りたい」と思っている人が購入を悩む車種です。ですからそのような層が好むようなものが高額査定となるのです。エアロパーツやLED、HIDといったカスタマイズは高額査定を生んでくれるアイテムでしょう。

 一方、走行性に支障をきたすようなものはマイナス査定となります。例えば整備記録簿がまったくなかったり、エンジンを回してみたら異音がする…。そのようなランサーエボリューションは査定が厳しくなってしまうでしょうね。あくまでも走行性に特化した車種ですから、欲しがる人も走行性を求めているのです。時代に逆行している車種と言われればそれまでですが、だからこそ通常の査定とは異なるのです。

 こうした点を考慮すると、やはり通常のお店で買い取ってもらうよりは買取専門店、或はこの手の車種専門店をあたった方が得策でしょう。特にカスタマイズに関しては専門店の方が価値を分かってくれるでしょうから尚更ですね。ドレスアップに関しては自信がある、そういった方ほど売却先は慎重に見極めるべきでしょう。

 また、海外でも高い人気がある車種ですからそういったルートに頼ってみても良いかもしれませんね。特に現行よりも古いモデルや査定に不利な要素が多いなど、通常の買取だけでは厳しいと思われるものも様々なルートで見てもらいましょう。どこかに需要があると考えれば、より多くの場で査定してもらうことが高額査定への近道となるはずです。

 - 三菱車の買取相場