ラフェスタハイウェイスターの下取り相場と買取市場動向

　2004年に登場したのが「ラフェスタ」です。リバティの後継車種に位置づけられ、日産としては初となるルノー・メガーヌと共通のプラットフォームを採用しています。両側スライドドアを備えるなど実用性も高いモデルで、?2005年のマイナーチェンジでハイウェイスターというグレードが追加されました。日産ではお馴染みのカスタマイズグレードで、専用エアロパーツや16インチアルミロードホイールなどが装備されます。

　2011年のフルモデルチェンジでハイウェイスターのみが引き継がれることとなり、「ラフェスタハイウェイスター」としてマツダ「プレマシー」からのOEM供給を受けました。ラフェスタハイウェイスターのグレードは5種類。エンジンは全て2.0Lとなっており、5ドア7名定員も全てのグレードで共通です。駆動方式はFFとフルタイム4WDとなっていますが、前者が6AT、後者が4AT仕様となっています。

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　ベース車であるプレマシーとの相違点ですが、エクステリアではヘッドランプとフェンダー、サイドターンシグナルレンズ以外のフロント周辺が変更されています。プレマシーといえば“NAGAREライン”と呼ばれるサイドドアのデザインも特徴の一つですが、これも廃されて専用のものが与えられました。OEMを受けるにあたって初代では売りであったパノラミックルーフはおろか、通常のサンルーフオプションも廃止されています。一方でアイドリングストップを搭載するなど経済性や環境性能は向上させていると言えるでしょう。

　現行型が登場したのが2011年6月です。初回車検時期が過ぎており、既に手放したというユーザーも少なくないでしょう。これにより中古車市場での流通量も増えたと見られ、以前よりは高値での売却も難しいと言えるでしょうか。人気のミニバンというジャンルではありますが、そもそも日産には「セレナ」という爆発的な人気ミニバンが存在します。人気と知名度で劣るラフェスタハイウェイスターは、基本的にリセールが良いモデルとは言い難いでしょう。

　以前のモデルというと更に分が悪くなりそうです。古いモデルであること、既に中古車での珠数が出回っていること、不人気車であることなど様々な要因が挙げられます。しかし全く需要がないわけではありませんので、走行距離や内外装の状態次第でもありますね。こう言うと状態次第では高値で売れる・・・と思うかもしれませんが、基本的にはあまり期待しない方が良いでしょう。ライバル車種が多いという点も向かい風となるでしょうね。

　ポイントの一つとしては内装があげられます。ラフェスタハイウェイスターはミニバンに分類されますから、ファミリー層の利用も想定されています。むしろファミリーユースでありながら走行性も必要としている。こういった層がラフェスタハイウェイスターを求めていますので、内装は案外気にする人が多いでしょうね。禁煙車が有利ということは当然でしょう。

　走行距離に関しては標準といった所でしょうが、もちろん短い方が有利になります。カスタマイズに関してはあまり良い査定は出ないかもしれません。ホイール程度であればまだしも、LEDやHIDが過度に装備されているものの場合、査定はあまり良いものにはならないかもしれません。?装備品であればナビやETCといった実用的なものが無難でしょう。基本的には新車に近い状態の方が高く売れるのは言うまでも無いのですが、内装面。こちらが物を言いますね。

　実際のラフェスタユーザーからは評価が高く、使い勝手や乗りやすさなども優秀です。中古車ではお買い得な物件が手に入る分、売却となると割安感が否めないかもしれませんね。少しでも走行距離が伸びないうちに、綺麗な状態で手放した方が良いかもしれません。

ラフェスタの下取り相場表

2015年3月時点におけるラフェスタ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のラフェスタの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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