ハリアーハイブリッドの下取り相場と買取市場動向
ハリアーハイブリッド(HARRIER HYBRID)は、2005年3月22日に初代モデルが発売されたトヨタのSUV型ハイブリッドカーです。SUV型ハイブリッドカーとしては、国内で初めて発売されました。2代目ハリアーをベースとして作られており、海外のレクサスチャンネルではRX400hの名称で販売されています。エコとパワーを高い次元で両立させるハイブリッド・シナジー・ドライブをコンセプトにした「高級と洗練」を感じさせるボディは、新世代ハイブリッドにふさわしく力強く先進的であると評されています。
現行モデルは2014年に発売開始となったばかりであり、先代では独立したモデル展開でしたが今回はあくまでもハリアーの中のグレードの一つ、というラインナップがなされています。レクサスブランドとも切り離されたモデルとなり、日本国内の専売車種として販売をスタートさせました。
ハリアーハイブリッドは、その都会的で洗練されたイメージから中古車市場でも人気があります。ハリアー自体が言わずと知れた人気車種であるに加え、そのハイブリッドモデルというなら人気が出ないわけがありません。スタイリッシュでオシャレな街乗りSUVでありながら、優れた低燃費性能も併せ持つ。正に多くのユーザーの理想的な一台と言えるでしょう。
新車価格がそれなりということも中古車人気が高い理由です。良い車には乗りたいけど、高額な新車には手が出しづらい。そういったユーザーの意向を汲んでくれるのが中古車なのです。最も高額なグレードでいえば「PREMIUM Advance Package」が459万円です。常用する車としては高い方になりますから、少しでも安くなる中古車でのニーズが高まるのです。とはいえ現行モデルはまだ売りに出す人はいないでしょう。査定額の心配はまずないと言えますから、今のうちから大きな損傷をしないように扱っておきましょう。
一つ前のモデルですが、2代目ハリアーが稼働していた中に途中で投入されています。2005年から発売開始となっており、3.3LのV6エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。前のモデルといっても中古車ニーズは依然として高く、状態が良ければ良いほど高額査定が期待できるでしょう。
特に、先代ハリアーハイブリッド唯一の特別仕様車「アルカンターラプライムバージョン」は査定評価も上々となるでしょう。それ以外のグレードでも格段に評価が下がるということはなく、安定した取り引きができるでしょう。上級装備がついていればさらに上乗せが期待できるかもしれませんね。
SUVといっても本格的な悪路走行を目的とするユーザーは少ないでしょう。ハリアーのコンセプト自体が乗りやすさや快適性を重視しており、オフロードの走破性よりも室内外の高級感を大事にしているユーザーが多いのではないでしょうか。そのため、査定においてもそうしたポイントは意識しておきましょう。“高級”SUVという最大の売りを損ねないよう、ボディに大きな傷をつけたり室内が汚れていたりということは避けたいですね。
こういった点を考慮して、自分のハリアーハイブリッドがいくらで売却できるのかをまずは検討してみましょう。先にある程度相場価格を知っておけば、商談をより有利に進められるかもしれません。それから、インターネットの無料のオンライン一括査定などを利用して、どこの専門店で売却するかを決めると良いですね。少しでも高くハリアーハイブリッドを売却できるように、じっくり検討してみてくださいね。