シエンタの下取り相場と買取市場動向

シエンタの買取市場動向

　2003年に登場したサブコンパクトサイズのミニバン、それが「シエンタ」です。5ナンバーサイズでありながら3列シート仕様の7人乗車が可能で、後席は両側がスライドドアとなっていますので、様々なニーズに対応してくれている車種と言えるでしょう。
ライバルはホンダの「フリード」、日産の「キューブ」などが挙げられるでしょう。

　2010年には一度発売休止となってしまったのですが、2011年に復活。販売休止モデルが復活するのは異例ですが、それだけニーズがあったという事なのでしょう。
現在でも主にファミリー層から厚い支持を受け、現行型が稼働し続けています。

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　そんなシエンタの買取事情を見てみるとしましょう。シエンタの買取事情はそこまで難しいものではなく、標準的な事情と言って良いでしょう。
シエンタのグレードは多数用意されているのですが、基本的に新車価格が高いものほど高く、安いものほど安いという査定結果になるでしょう。
廃止時期を挟んでいるものの、それ以降のモデルも同じ型式であり前期型、初マイナーチェンジ後の中期型、復活後の後期型という風に分けられます。
　
　当然年式の浅い後期型が有利な査定となるでしょう。以前は中期型の「X　Sエディション」が特定の付加価値を持っていましたが、古い年式のものも多いため以前ほどの期待はできないでしょうか。
後期型より加わった「DICE」系ですが、それほど大きなアドバンテージは持っていないようですね。

　助手席側のパワースライドはニーズが分かれますので、仕方ない部分もあるでしょう。
基本的には良いグレードのものが高価買取のベースが高くなるという標準的な仕様となっています。
そこに走行距離が加算されていく形になりますので、そこまで難しい話しではないでしょう。
　
　裏を返せば小細工が効かないとも言えます。ニーズそのものはそれなりにありますので、差定額はそこまで低くはならないでしょう。というのも、このサイズで更にはスライドドアという事で、案外ニーズがあるのです。燃費もそれなりに良いですから、シエンタは中古車市場ではそこそこニーズのある車種とも言えるでしょう。

　一方で自動車にこだわりがある層ではなく、実用性を求めている層が多いため、ホイールなどをカスタマイズしているものよりナビが付いていたり、内装が綺麗な状態であったり…といった車種の方が高額査定が待っているでしょう。
特に小さな子供連れのユーザーも多いと思われますから、レールの隙間などに砂やお菓子のクズがいっぱい・・・などという残念な自体は避けたいものです。
実際、中古車においてはそうしたダメージの多い車も少なくなく、逆に言えばそうでない良質な車はより良い査定が期待できると言えるでしょう。

　一応FFと4WDの2タイプがありますが、高価な4WDが有利な査定になる、とまでは言い切れないでしょう。なぜなら、4WDモデルはFFモデルに比べて燃費が劣るのです。
そもそも4WDを好むような層はシエンタ以外の車種を選ぶ傾向にあります。実用性を重視するユーザーが選ぶシエンタにおいては、かえって避けられることにもなりかねません。
　
　実際に売れ行き好調を記録している車はほとんどが低燃費車種となりますので、シエンタも低燃費のものが人気を博しているのも仕方ない部分と言えるでしょう。
自動車のライトユーザーが選ぶ車種ですから、尚更その傾向が強いのです。
それはつまり、カスタマイズパーツなどではなく、単純に走行距離や綺麗かといった点にかかってきますので、シエンタの買取事情は単純明快と言えるでしょう。

シエンタの下取り相場表

2021年2月時点におけるシエンタ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のシエンタの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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