ミラココアの下取り相場と買取市場動向

ミラココアの買取市場動向

　長い間ダイハツの看板車種として歴史を築いてきた「ミラ」。その歴史の中には数々の派生モデルが生まれており、様々な形でユーザーのニーズに応えてきました。
ミラの派生系のうち、特に女性を意識して作られたのが2009年に登場した「ミラココア」です。

　プラットフォームなどはミラと共通となっているのですが、ボディは専用のものです。
ミラよりも丸みのあるボディラインやあどけない顔を連想させるフロントなど、デザインに可愛らしさを意識しているのは一目瞭然です。
室内も案外広いものですので、外見だけでなく居住性にも優れています。

　そんなミラココアの仕様ですが、660ccにCVTの4名定員という点は全車で共通。駆動方式に関してはFFとフルタイム4WDの両方が用意されています。
一番安いグレードは「L」で118万円から、一番高いグレードですと「プラスXスマートセレクションSN」の4WD車で162万円からとなっています。

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　最高額のグレードにはスマートフォン連携メモリーナビ、スーパーUV&IRカットフロントドアガラス、スーパーエアクリーンフィルターを備えており、2014年のマイナーチェンジ時にはLED仕様のヘッドランプも採用されています。
他にもツートンカラーが設定されたり、グレード毎に内外装のカラーやデザインが異なるなど見た目のバリエーションもかなり豊かなモデルとなっています。

　ミラココアは女性に人気を博しているという点から、綺麗な状態かどうか。とにかくこの部分が問われています。
女性にとってはエアロパーツですとかカスタマイズパーツ云々ではなく、とにかく状態が綺麗かどうかにかかっているのです。

　やはり女性の方が美意識は高いですから、状態に関しては少々うるさいものになってしまうのも仕方ないかもしれません。
装備に関してはナビやETCでしょうね。それ以外、例えばカスタマイズパーツやエアロパーツなどは購買層から考えてもマイナス査定になるのは間違いないでしょう。
そのようなミラココアを望んでいる人はいません。

　既に初回車検も迎えており、中古車でもそれなりの流通量となっていますから突出した高額査定を得るのは難しいでしょう。
しかし、この手のファッション重視の軽自動車が減っていることもありますから、その中では希少とも言える存在なのかもしれませんね。

　希少と言っても特別に高い価値があるという意味ではありませんが、ファッション性を重視するユーザーに対しては有利になるモデルと言えます。
繰り返しになりますが、見た目を意識する女性ユーザーがそのメインでしょう。
このため他の車種なら敬遠されるような白、黒以外の可愛い色などが不利になることもないでしょうし、むしろどんなカラーでもそれなりの価値を望めるのではないでしょうか。

　女性の中にも車に興味があり、メンテナンスなども自分で行なったり車高を下げたり、カスタマイズを楽しんでいる人もいるでしょう。
ですがミラココアを求めているのはそのようなヘビーな自動車マニアではなく「かわいい車に乗りたい」と思っている層でしょう。
従って買取で求められるのは可愛さを損ねていないか、内装が清潔であるかどうかという点になりますね。

　もちろん年式や走行距離、修復歴の有無など基本中の基本部分も査定に大きく影響します。その上でいかに見た目の綺麗さを保っておくかを意識しておきましょう。
禁煙車の方が当然有利になるでしょうし、小さいお子さんを乗せる場合であれば細かな傷やシミ、汚れが付かないよう配慮しておかなくてはならないでしょう。

ミラココアの下取り相場表

2020年10月時点におけるミラココア主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のミラココアの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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