ジムニーの下取り相場と買取市場動向

ジムニーの買取市場動向

　軽自動車でありながら、高いオフロード走破性を持ち長年愛され続けているスズキの「ジムニー」。「ジープ」の「ミニ」モデルの車ということで、これら二つの言葉をかけ合わせてその名がつけられました。
初代第1期モデルは1970年に誕生。
軽自動車初となる、本格的な四輪駆動オフロード車として世に出ることとなりました。これまでにないタイプの車であったジムニーの評価は高く、商業的にも非常に大きな成果を残す結果となりました。

　1998年にフルモデルチェンジされ、3代目となります。角ばったデザインから丸みを帯びたフォルムに変更となり、車体も拡大。初代から比べると、女性にも乗り易くなった印象をうけます。
軽自動車の中でも異色の存在とされながら、その特有のフォルムや性能に魅了される人は多く、今なお高い人気を持ち続けている車であるといえます。

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　ジムニーには現在8種類のグレードが用意されています。ベーシックな「XG」が140万円から、特別仕様車として人気の高い「クロスアドベンチャー」は156万円～167万円の価格となっています。
それぞれ4ATと5MTの仕様があり、全車4WDのターボモデルとなっています。

　ジムニーの査定事情は特殊なものとなっています。本格クロスカントリー型のジムニーは一般的な軽自動車とは違う意味で熱い支持を受けている車なのです。
車だけ見れば趣向性の高いモデルということで、実用面では不利になることは事実。
しかし、そういった不利な要素を感じさせない様な査定事情がジムニーには存在します。

　本格的な悪路走行を可能とし、手頃な維持費で楽しめる軽自動車である点。更には個性的なルックスなど様々な売りがあるジムニーは、例え古い年式のモデルや過走行車両であっても値がつくと言われています。
ジムニーの中古車は割高感があることで知られていますが、裏を返せば高い値段で売れるからということにもなるのです。

　装備の充実した上級グレードが有利になることはもちろんですが、ベーシックなグレードであってもそれなりの価格が提示されるでしょう。
多くのユーザーがカスタマイズを楽しむ車でもありますから、その内容次第では嬉しいプラス査定も実現するでしょう。MT車が不利になることがないのも特徴ですね。
あえてMT車が欲しいというユーザーも多いですから、心配する必要はないでしょう。

　基本的にリセールの良いジムニーですが、更に良い条件で手放したいなら一般的な下取りだけにこだわらない方が良いでしょう。ジムニーには専門店があるほどの人気があり、マニアックなファンも多く存在します。
一般的なお店よりも本当の価値を分かってくれるでしょうから、売却先は厳選した方が良いでしょう。こだわりのカスタマイズを施しているなら尚更ですね。

　軽自動車でありながら悪路での走行性が優秀なジムニー。降雪地域や山岳地域での多用も多いでしょう。錆びや大きなダメージに十分注意し、基本的な整備を欠かさず行っておきましょう。
査定前の清掃も大切です。レジャーやアウトドアの機会が多いと、室内が汚れることも増えるはず。
その都度行うのが理想的ですが、シミや跡になる前に片付けるなど極力工夫しておくと良いでしょう。
収納スペースに傷やへこみが残らないよう、アウトドア用品などの積み下ろしも慎重を心がけておきましょう。

　フルモデルチェンジの噂もなきにしもあらずなジムニーですが、年代毎にファンが存在するので新型登場による極端な値落ちはあまり考えられないでしょう。
むしろ新型の評判次第では、旧型の評価が上がる場合もありますしね。古いモデルでも十分査定を受ける価値のあるジムニーは、一般的な車とは違った例外的なモデルと言えます。

ジムニーの下取り相場表

2021年4月時点におけるジムニー主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のジムニーの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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