デミオの下取り相場と買取市場動向

デミオの買取市場動向

　1996年に登場したのがマツダ・デミオです。登場当初はハッチバックではありましたが、車検ではステーションワゴンに分類されるなど少々独特なエクステリアでした。

　デミオが登場したのはバブル崩壊後でした。そのため、コストカットなどの影響もあったのですがとにかく実用性のみを追求した、ある意味「素っ気無い」モデルでもありました。
そんなデミオは一躍高い人気を獲得。マツダの経営危機を救った救世主とも呼ばれました。

　2002年、2007年、2014年とこれまでに三度のフルモデルチェンジが行われています。
現行モデルとなる四代目は2014年9月にガソリンモデルが発売となっており、ディーゼルモデルが10月、4WDモデルは12月に発売予定となっています。
まだ発売されていないモデルもあるくらいですから、査定に関する情報は皆無と言ってよいでしょう。

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　予想するまでもありませんが、現行型に関する査定の心配は暫くいらないでしょうね。特にディーゼルモデルの人気も期待したいところ。
現在ラインアップされているモデルは全車スカイアクティブを採用したエンジンとなっており、いずれのグレードでも期待値は上々でしょう。
もちろん上級グレードに越したことはないでしょうね。

　では売却を検討している方も多いであろう前モデルはどうでしょうか。2007年から稼働していた三代目デミオは118万円から169万円まで幅広いラインアップがありました。
エンジンは1.3Lと1.5L、シフトは4AT、5MT、CVT、駆動方式はFFとフルタイム4WDが用意されており、5名定員と5ドアは全て同じです。

　三代目デミオの買取で一番人気はスカイアクティブグレードのものです。スカイアクティブの導入は、デミオが再度注目を集めたキッカケとも言えるでしょう。
高いレベルの燃費性能を誇るスカイアクティブ搭載グレードは高く評価されており、市場においても需要が望める一台と言えるでしょう。

　今の時代に売れる車は低燃費かどうかです。そのため、デミオにおいてはスカイアクティブ搭載車であるかが一つのポイントとなるのです。
また、スカイアクティブが導入されたのが2011年のマイナーチェンジの際ということで、装備や性能など各所の見直しが図られた時期となります。
マイナーチェンジや改良の前後で査定額が大きく異なることは当然です。スカイアクティブ非搭載であっても2011年以降のモデルかそうでないかも一つのポイントとなるでしょう。

　装備面では実用的なナビやETCといったものが良いでしょうね。
走行距離や年式にプラスできる上質な装備が欲しいところ。基本は大衆車なので過度な装備品は逆効果になってしまうでしょう。
装備品も大切ですが、それ以上に見た目の綺麗さや状態が問われてくるでしょう。

　三代目だけでもそうですが、古いモデル全てを含めると中古車でも相当数のデミオが存在しています。
このため美車であっても相場以上の値段がつきにくいことも珍しくないでしょう。
珠数が溢れているということは、お店も在庫を抱えているということ。
ただでさえ在庫がある中に状態が良ければまだしも、そこそこのものや程度の悪いデミオを高値で買い取ってくれるとは考えにくいのです。

　これらを踏まえると、基本的に前のモデルのデミオは厳しい査定が多くなるでしょう。
確かにスカイアクティブ車が人気なことは事実ですが、一定期間が経過しているので飛び抜けたアドバンテージになるとも言い難いのです。
無論スカイアクティブであった方が良いですが、だから高値で売れる、とも言い難いでしょうね。
新型が出てしまったこともあり、古いモデルの価値はますます下がっていく傾向にあるでしょう。

デミオの下取り相場表

2021年4月時点におけるデミオ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のデミオの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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