CR-Zの買取価格と高く売る為のコツ

CR-Zの買取市場動向

　ハイブリットカーと聞くと、「エコ」という言葉を連想するかと思います。
数あるハイブリットカーの中でもエコだけにとどまらないのがホンダの「CR-Z」。2＋2のライトウェイトスポーツであるCR-Zは、同社「CR-X」を彷彿させるモデルでもあります。

これまでのハイブリットカーとは見た目、性能ともに一味違ったものとなっており、現代のニーズと車を走らせる楽しさを両立したモデルと言えるでしょう。
2010年に発売が開始されており、現在も同型の稼働が続いていますが中古市場での取引状況はどうなっているのでしょうか。

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　まずはグレードですが最廉価モデルとなる「β」が243万円、最上級グレードとなる「α・Dressed　label　・　2tone　Color　Style」が281万円です。
駆動方式はFFのみですがトランスミッションはCVTと、現在は珍しいMTが設定されています。トランスミッションによる新車価格の差異は現在のところありません。

　スポーティさを売りにしている車ですから、走りにこだわる人はMTを選ぶかもしれませんが、やはり売る側としては幅広く売る為の実用性といった観点からCVTが僅かに勝るでしょうか。
とはいえ普通車の基準とは例外的なところもある車です。
売却を視野に入れて購入する際にはどちらを選んでも今のところ強い影響はなさそうです。
発売開始当初は受注の約4割がMT車であったこともありますし、スポーツクーペならではの事情と言えるでしょう。

　グレード別で言えば、装備の充実している上級車の「α」が有利となるでしょう。αにはドレストレーベル、マスターレーベルなどの特別仕様車が存在しますが、こちらも高い付加価値を持つでしょう。
現行型が登場して4年以上が経過しますが、元々積極的に売り出している車でもないため人気車種とも言い難いでしょうね。
スポーツクーペなのにハイブリットという、マニアックな路線のため売却の際にはスポーツタイプ専門のお店も視野に入れてはいかがでしょうか。

　スポーツタイプの車とあって、エアロパーツなど外装の装備もプラス査定になることが多いでしょう。特にモデューロや無限のパーツはニーズが高いようですね。高額査定を期待するのであれば、当然そのパーツの良しあしが影響するのは言うまでもないでしょう。
この様なタイプの車の場合、購入を希望するオーナーはやはり車に詳しい人や、走ることを楽しむ人、好きな人が多いといえます。見た目の状態は勿論のこと、足回りやエンジンなども大切に扱っておく必要があるでしょう。

　試乗ですぐに違和感を指摘されてしまう…ということがあってはなりません。?特に6MT車であれば、走りへの性能は重きにおかれると予想されます。
買い取り業者としても重要視してくるポイントと思われますので、見た目、内装ともに内部の状態の良さにはこだわりたいところといえます。
CR-Zユーザーであれば考えにくいと思いますが、日頃からのメンテナンスを疎かにしないようにしましょう。

　スポーツクーペ自体の人気は全体的に低迷しています。このこともあってCR-Zはそれほど流通が多くありません。
ベースが高値査定とは言えませんが、売却する場所や装備品などによっては目に見えて差が出てくる可能性もあるでしょう。

　CVT車が圧倒的に先行して販売されている時代に、MTタイプに注目が集まっているという珍しい車ではありますが、それ故に査定においても現段階ではCVTとMTに大きな差はないようです。
しかし、時代の流れを考えると、幅広い需要という意味ではゆくゆく値段の差が生じてしまうことも予想されます。
逆に希少性という点ではMTに軍配が上がるでしょうから、買い取る側がどの点を重視してみるかにもよると言えそうです。こうした点からもなるべく多くの業者に見てもらう必要がありそうですね。

CR-Zの下取り相場表

2020年9月時点におけるCR-Z主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のCR-Zの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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