ストリームの下取り相場と買取市場動向

ストリームの買取市場動向

　当初は各社の同クラス内車種でも斬新なミニバンとして、発売当時は爆発的にヒットしたホンダの「ストリーム」。
5ナンバーサイズの3列シート、7人乗りという家族連れにも嬉しい仕様でありながら、ローフォルム、エアロフォルムは他の客層の目をも引くホンダのヒット商品となりました。

　ホンダの人気車である「オデッセイ」の弱点、小回りの利かない幅広なボディを払拭した様な存在のストリームは、2000年に登場した初代モデルにおいて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
20006年に登場した2代目も、ベストバリュー賞を受賞するなど輝かしい功績をもっています。

　一時はトヨタ「ウィッシュ」に人気を奪われる形となりましたが、2006年のフルモデルチェンジで巻き返しに成功。スポーティなミニバンとして人気を博していましたが、2014年6月に生産中止が発表されました。

ストリームの買取や下取り相場を調べるなら一括査定が便利です。
ストリームの買取価格を調べる

　現行型のストリームですが、特別仕様車を含めて多くのグレードが取り扱われてきました。トランスミッションはCVTと5速ATが用意されており、定員数も6人と7人の2タイプがあります。排気量も1.8Lと2.0Lの二種類。
このように多彩なグレードが設定されていたストリームですが、どのような査定事情となっているでしょうか。

　全体を通して有利となるグレードは「RSZ」系になります。最終的にRSZ系のグレードだけに集約されたこともあって、一貫して人気のあったグレードのようです。
ストリームのグレードに関してはRSZであれば一定の付加価値をもっているということがいえます。
動力性能自体には通常グレードとの違いはないにしろ、スポーティな装備の充実さに比べ割安な価格が功を奏した様です。

　ボディカラーに関しては、ほとんど白か黒しか見かけない・・・というほどこの二色が圧倒的に需要があるでしょう。
また、上述のとおりグレードが多彩に用意されていましたから、仕様の違いで業者ごとの査定も異なってくると思われます。自分のストリームを欲しいと思う業者を見つけるためにも、是非多くのお店で見てもらいましょう。

　新車市場・中古車市場ではいずれも背の高いタイプのミニバン人気が高いと言えます。従って、ストリームの様な背の低いスポーツタイプのミニバンはやや低調ぎみとなっているのです。
とはいえ需要が全くないわけではありません。むしろスポーツタイプのミニバンでは人気のある方なので、車両の状態によっては高値も期待できるでしょう。

　RSZを含め、純正エアロパーツ装着車は有利となるでしょう。ナビなどの実用的な装備もあった方が良いでしょうね。カスタマイズ需要もそれなりといったところ。
スポーティな装備品なら好印象でしょうが、個性的すぎるものだと敬遠される恐れもあるでしょう。7人乗りタイプであれば大人数で乗る機会も多かったかもしれません。特にファミリーカーとして使用されていれば、内装の汚れ具合も気になります。
3列目のシートのチェックは勿論、車の疲労具合や使用感が目に見えてあらわれないよう気を遣っておきましょう。

　既に生産終了となっているため、今後は中古車でのみ手に入れることができます。年式が浅く走行距離が短い、おまけに人気グレードであるなど好条件が揃っていれば、希少性も相まって高い付加価値が生まれるかもしれませんね。

　反対に、それ以外のモデルとなると厳しい部分もあるでしょう。車全体でみて人気が高いわけでもなく、需要もそこそこといったところですからベース査定は決して高くないと思われます。
車の状態によっては思わしくない結果になることも覚悟しておきましょう。

　スポーツタイプのミニバンなので、少々粗い走行をしてしまう人もいるかもしれません。日頃のメンテナンスを怠らず、無駄に価値を下げないよう取り扱っておきましょう。
人気グレードなら尚更です。内外装ともに綺麗な状態で査定にのぞみたいですね。

ストリームの下取り相場表

2019年6月時点におけるストリーム主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
一括査定で買取相場を調べる

参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のストリームの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

実際の買取相場を調べる