フリードスパイクの下取り相場と買取市場動向

フリードスパイクの買取市場動向

　2010年に発売されたホンダの「フリードスパイク」。2008年に登場した「フリード」の姉妹車であり、フリードはかつての「モビリオ」の後継車という位置づけも担っています。
そのモビリオの姉妹車であった「モビリオスパイク」の後を継ぐ車として投入されたのがフリードスパイクなのです。

　フリードといえば、3列シートの6人乗り又は7人乗り、前期型では2列シートの5人乗りなど用途に合わせてタイプが選べるというのが特徴の一つでした。
フリードスパイクでは、3列目のシートを廃止し5人乗りに限定されている代わりに、カーゴスペースを最大限有効活用できる仕様に作られています。
後席シートを倒せば最大で2ｍを超える荷室の長さを誇り、ライトや小テーブルといった細かい配慮も嬉しいポイント。アウトドア派なら迷わずスパイクを選ぶのではないでしょうか。

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　ラインアップされているグレードは最廉価の「G」で174万円から、上級グレードの「Gエアロ」はFF仕様で218万円です。トランスミッションはFFがCVT、4WDが5ATとなっており、排気量は1.5Lです。
ハイブリッドモデルは221万円の「ハイブリッド」と238万円の「ハイブリッドジャストセレクション」の二種類のみ。ハイブリッドモデルはノーマルフリードとともに2011年に追加されました。

　フリードとともに人気の低燃費コンパクトカーであり、リセールも期待が出来るでしょう。フリードより販売期間が浅いですが、初回車検も過ぎており中古車市場ではそれなりに珠数が出回ってきたことでしょう。
一方で中古車での人気も高いですから、数があるにしても売却の際にはそれほど不利な条件にはならないはずです。

　ノーマル、ハイブリッドともに「ジャストセレクション」以上のグレードであれば査定額も更に高くなると予想されます。
プラズマクラスター付フルオートエアコン、ディスチャージヘッドライト、ビルトインテーブル&カーゴスポットライトなどの充実した装備を備えたジャストセレクション。
これに加えて本革巻ステアリングホイールや本革巻セレクトレバー、15インチアルミホイールなどの上質装備が施されたGエアロに関しては査定額も期待できるでしょう。

　年式や走行距離、グレード以外にも日頃からの整備や取り扱いも気をつけておきましょう。
アウトドアに最適な車ですから、その様な用途が多い場合傷がつく機会も自然と増えてきます。大きな荷物を積む時ほど慎重にしたいものです。汚れやシミがついた場合でも、定期的な清掃をして清潔さを保っておくと良いでしょう。
装備品でいえば実用的な装備以外はプラスになりにくいでしょうね。派手な改造をする人は少ないと思いますが、車の趣向を考えても奇抜なカスタムはNGと言えるでしょう。

　2011年のマイナーチェンジでは標準装備などが追加されており、以降のモデルの方が価値が高くなるでしょう。また、このマイナーチェンジでノーマルフリードの2列シート・5人乗り仕様は廃止となっています。
5人乗り仕様はフリードスパイクへ統合されており、この点もフリードスパイクの売れ行きを左右することとなったでしょう。少人数乗りでもスペースが欲しい人ならスパイクを選択するでしょうね。
ユーザーにとって分かりやすいラインアップとしたことも売り上げを伸ばす要因になったのかもしれません。

　エコで遊べる車として、フリードスパイクは高い需要を維持し続けるでしょう。コンパクトカーはライバル車も多く、状態次第では酷い値落ちになるケースも珍しくありません。
フリードスパイクに関しては発売からの経過年数が比較的浅く、人気も高いため今であれば高額査定のチャンスが多いはずです。状態の良い車両も今なら多いのではないでしょうか。
玉数が増え過ぎると古い年式のもの、過走行のものほど査定も厳しくなってきます。人気車ではありますが、油断せずに売却時期を見極めましょう。

フリードスパイクの下取り相場表

2021年3月時点におけるフリードスパイク主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のフリードスパイクの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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