アクセラセダン買取相場と高く売るコツ

アクセラセダンの買取市場動向

　2003年に販売が開始されたマツダの「アクセラ」。4ドアのセダンタイプの車で、海外において数々の賞を受賞している強い実績のある車です。
同シリーズの「アクセラスポーツ」と共に、マツダを代表する車の一つとして存在感を放っています。

　2011年にはアクセラが世界累計販売台数300万台を突破し、現行マツダ車の中でも最短記録となるなどその地位を不動のものとしました。
2011年にはマツダが展開する「スカイアクティブテクノロジー」も導入。国内だけでなく世界で幅広く活躍する一台となっています。

アクセラセダンの買取や下取り相場を調べるなら一括査定が便利です。
アクセラセダンの買取価格を調べる

　現行モデルのアクセラセダンですが、2013年の登場ということで売却を考える人は少ないでしょう。
売りに出すとしても暫くは高値で安定するでしょうから、取り扱いに気をつけてさえいれば心配いらないはずです。ハイブリッドモデルも導入されており、そちらも高い付加価値をもつでしょう。

　次に中古車市場で主流となる先代、2代目モデルの査定事情も考察してみましょう。前モデルのアクセラは166万円～210万円ほどで提供されており、排気量は1.5Lと2.0Lが用意されています。ほとんどがAT車ですが、「15C」系のみCVTが設定されます。
セダンモデルの中でもそれほど高いモデルではなく、ライト層からセダン好きまで幅広く需要のある大衆車的な位置づけの車となるでしょう。

　大衆的なセダンというジャンルに関してですが、残念ながらリセールの悪い部類に入ってしまいます。セダンモデル自体が不人気なうえ、大衆的な車とあって特段のアドバンテージも持っていない。
また、アクセラ自体がスポーツ寄りの売れ方をしているため、セダンモデルの人気は今ひとつと言わざるを得ません。

　マツダ車の中では確かに知名度のある方ですが、やはりスポーツに対して人気が無さ過ぎる点がネックでしょう。
中古車市場を見ても圧倒的にアクセラスポーツの方が流通しています。もちろん需要が全くないわけではありませんが、スポーツほど良い条件で売れるとは考えにくいでしょう。

　少しでも高く買い取ってもらうためには、ナビなどの上質な装備品があること。更にマイナーチェンジ後のスカイアクティブ搭載車であることなども条件になるでしょう。「20E」や「20C」のスカイアクティブ搭載車ですね。

　実際に買取価格の予想などを見ると分かるのですが、スポーツとは新車価格がそこまで差がないにも関わらずセダンは全グレードを通じて低くなっています。
高ければ160万円を超えると見られるスポーツに対し、セダンは110万円台にとどまっています。アクセラといえばスポーツ、というのが世間に見方と言うことになるでしょう。

　マツダの中では人気車種であるものの、全人口のシェア割合でみるとミニバンなどの人気車種には及ばないセダンモデル。
アクセラセダンも確実に時代の影響を受けており、状態が悪ければ厳しい査定も覚悟しなくてはならないでしょう。

　ファミリーカーとしても使用されることの多いアクセラ。食べ物や飲み物が室内にこびりつくと修復もなかなか難しいものです。
極力その様な汚れを残さない様にあらかじめカバーなどで対策をしておくのも良いでしょう。グレードによっては走りを重視するユーザーもいるかもしれません。
激しい走行は内部も車体も負担が大きいもの。安定した走行をするよう気をつけるに越したことはありませんが、定期的な整備・点検も車を維持するためには必要です。

　新型が出ていることもあって、2代目の価値は今後下落していきます。特に現行型が中古車市場に出回る初回車検時期になると、査定相場は大きく変動するでしょう。
そうなる前に、できるだけ良い状態の内に検討した方が良いかもしれませんね。

アクセラセダンの下取り相場表

2020年12月時点におけるアクセラセダン主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
一括査定で買取相場を調べる

参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のアクセラセダンの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

実際の買取相場を調べる