ロードスターの下取り相場と買取市場動向

ロードスターの買取市場動向

　ロードスターが登場したのは1989年です。世はバブル、マツダが多チャンネル路線を走り出した頃で、他の自動車会社同様高級車路線として「ユーノス」を設立。
そのユーノス店の第一弾車種がロードスターです。

　二人乗りのオープンカーで登場当初からその人気は凄まじく、国内のみならず国外でも大ヒットとなりました。
ロードスターのヒットを受けてフィアットやBMWなどの名だたるメーカーが小型オープンカーを発売し、同市場の活性化がなされたほどです。

　現行型のロードスターは2005年にフルモデルチェンジを受けた三代目になります。グレードは現在7種類展開されており、2.0Lの直列4気筒エンジンの2ドア、FRの2名定員は全てのグレードに共通しています。
異なるのはシフトで、6ATと5MT、6MTがグレードにより設定されます。
また、オープンシステムは手動式で布製のソフトトップ、電動開閉式のパワーリトラクタブルハードトップが用意されています。

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　価格は最廉価となるソフトトップモデルの「S」グレードで239万円。高価なものが電動開閉ルーフはもちろん、ラグジュアリー感を演出した「VS RHT」で302万円となっています。現在は特別仕様車である「25周年記念車」が最高額の325万円からのラインアップ。
各部のカラーをブリリアントブラックで統一した他、温度5段階調節機能付シートヒーター内蔵のレザーシートなどが備えられています。

　ロードスターは趣味性の高い車です。実用度という点では正直期待出来るものではありません。車体サイズは3ナンバー登録と大型ではあるのですが、居住性は低いと言わざるを得ません。
定員も2名ですのでセカンドカーとしては最適でしょうが、実用性という点ではどうにもならない部分があります。車の特性上、ロードスターを求める層というのはとにかく「車を楽しみたい」と思っている層でしょう。

　ソフトトップかハードトップかとい点も査定に大きく影響するでしょう。言わずもがな、ハードトップの方が高い付加価値を持つでしょうね。
趣味性の高い車を買うユーザーはとことんこだわりたいと思われますから、最重要ともなるオープンシステムは上質な方を選択したいはずです。
新車価格が高額ということもありますが、人気の観点からもハードトップの方が有利となるでしょう。

　ハードトップというシルエットに注目が集まりがちではあるのですが、ロードスターは走行性能も申し分ないものとなっています。従って整備記録簿などがあると査定も良いものになるでしょう。

　オープンカーという特性のおかげでエアロパーツやカスタマイズの選択肢がありません。その分ホイールに拘る人が多いようですから、上質なホイールはそれなりの査定となるようです。
また、先に挙げたように走行性能も高いレベルを誇りますから、そういった性能の状態維持もキーポイントとなるでしょう。内外装などの見た目の状態ももちろん重要でしょうね。

　古いモデルではどうでしょうか。25周年記念車、という特別仕様車が出たとおり、誕生から長い年月が経過しています。
それほど古くなると価値もなくなる・・・というのが一般的な車ですが、ロードスターの場合は例外もあるようです。
敢えて古いモデルを選択するユーザーもいるそうなので、状態さえ良ければ査定を受ける価値はあるでしょう。

　更には一般的な中古車業者に買取ってもらうよりも、オープンカー専門店のような所の方がしっかりと査定してくれるでしょうし、価値を解ってくれているでしょう。
ロードスターを査定してもらう際には買取り業者選びもとても大切になってくる部分と言えるのではないでしょうか。
2015年には新型発売との情報も出ていますから、手放すタイミングにも注意したいですね。

ロードスターの下取り相場表

2020年10月時点におけるロードスター主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のロードスターの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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