アテンザセダンの下取り相場と買取市場動向

アテンザセダンの買取市場動向

　2002年に登場したのがアテンザです。2000年10月以来、およそ一年半ぶりの自社製の車種となりました。実質的にはカペラの後継車種になりますね。スポーツタイプやワゴンタイプもありますがセダンも健在です。

　マツダは当時フォードと提携していましたが、その中でもマツダ主導で開発が行われ、更には以降フォードのミドルクラスのプラットフォームのベースとなるほどまさに「渾身の一台」となりました。

　アテンザはこれまでに2008年、2012年と二度のフルモデルチェンジを行っています。現在稼働しているモデルが2012年発売の三代目。
新世代技術であるスカイアクティブテクノロジーや新たなデザインテーマ「魂動（こどう）-Soul　of　Motion」を採用したモデルとなっています。

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　マツダのフラッグシップモデルに位置づけられている現行型のアテンザ。そのうちセダンタイプに関する情報を見ていきましょう。
ベーシックなグレードとなるのが「20S」で276万円から。
更に「XD」系や「25S　L　パッケージ」などが用意されています。排気量は三種類で20S系が2.0L、XD系が2.2L、25S系が2.5Lとなっています。

　中でもXD系は人気のクリーンディーゼルターボモデルとなっており、MT車や4WD車など仕様も豊富に用意されています。
こちらのモデルは査定においても有利になると考えられるでしょう。
しかし、クリーンディーゼルに関しては購入時に補助金の交付を受けた場合、6年間の仕様義務が発生します。
6年以内の売却の際には使用期間に応じて補助金を返納する必要があるため注意しておきましょう。

　ディーゼルモデルに限らず、発売されてさほど期間が経っていないのでいずれのグレードも高値での取り引きが期待出来るでしょう。
初回車検を迎える2015年11月が近づくと、売却する方も増えると思われるので相場の変動に気をつけてください。タイミングを間違えると損をする可能性もあります。

　では中古車で主流とされる2代目、それより前の初代モデルはどうでしょうか。やはり年式や走行距離を考慮すると全体的に厳しい印象が強いと思われます。
アテンザシリーズといえば「アテンザスポーツ」の人気が高いこともあるので尚更でしょうか。
アテンザに限らずセダンモデルは人気が薄いのが現実ですから、アテンザセダンも確実にその影響を受けるでしょう。

　カスタマイズはそこまで査定に影響が出るものではありませんが、ホイールなどは査定もアップするでしょう。もちろんナビやETCなども同様です。
とはいえ基本的に走行距離が短ければ短いほど、つまり新車に近い状態であればあるほど高く売れるという一般的な買取事情となっています。

　セダンという事でどこか落ち着いた印象もあります。購買層としても少々高めになりますので、過度なカスタマイズがそこまで査定に影響を及ぼさないのも納得していただけるのではないでしょうか。
カスタマイズ以上に、査定に関しては車種の状態そのものが問われてくるでしょうね。

　アテンザセダンの人気は国内だけでなく、海外でも高いことをご存知でしょうか。そのため特に古いモデルを売る場合は通常の下取りだけにこだわらない方が良いでしょう。
過走行車両なども同様ですね。海外で売れる車を知っている業者など、通常の買取とは異なるルートも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

　そのほか少しでも高く売りたいのであれば交渉術や、業者の都合などを見計らって閉店間際や年度末・月末などに査定してもらうのも有効でしょう。
現行モデルに関しては暫くは心配ないでしょうから、丁寧に取り扱っておくことがポイントですね。アテンザシリーズはマツダ車の中でも上々の人気があるモデルです。
みすみすその価値を落とすことのない様、定期的なメンテナンスなど普段から意識して扱っておきましょう。

アテンザセダンの下取り相場表

2021年3月時点におけるアテンザセダン主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のアテンザセダンの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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