アウトランダーの下取り相場と買取市場動向

アウトランダーの買取市場動向

　2005年から登場した三菱の代表車の一つが「アウトランダー」。もともとは同社の「エアトレック」の輸出名であり、後継車としても位置付けられています。
海外でも広く認知されて活躍している車でもあります。2009年には燃費性能も向上し、環境対応車普及促進税制の対応車となりました。

　2012年に初のフルモデルチェンジを行い2代目となりましたが、これが現在稼働しているモデルとなります。7人乗り仕様でエンジンは2.0Lと2.4Lをラインアップ。
更に全車にてアイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」を標準装備させており、環境性能の向上を実現させました。
また、同年12月にはプラグインハイブリッドEVシステムを搭載した「アウトランダーPHEV」を導入。こちらは5人乗り仕様となっており、優秀な低燃費性能が高く評価されています。

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　発売が2012年ということで、初回車検を迎えておらず査定額もまだ高値が期待出来そうです。基本的には新車価格に準じた査定額となるでしょう。
排気量の違いで査定額が開くというのもまだなさそうですね。現在2.0Lモデルは2WDで「20G」のみ、それ以外のラインアップは2.4Lの4WD車になります。
2.0Lはコストパフォーマンスに優れていますが、最廉価モデルなので上質装備の有無等も査定のポイントとなりそうです。

　アウトランダー自体の人気ですが、実は2代目になってかなり落ちているようです。これは主にエクステリアデザインの不評、コストダウンによる質感の低下などが挙げられています。
PHEVモデルこそ発売時に納車待ちが出る事態になりましたが、ガソリン車の方は奮わず。
状況を打破するために2014年にマイナーチェンジを行っていますので、これ以降の売れ行きも査定に影響を及ぼすかもしれません。

　年式が浅いということで一定の価値はつけられるでしょうが、人気の低迷から考えると過度な期待は禁物でしょう。特に初回車検以降、中古車で珠数が増えてからは尚更です。
マイナーチェンジによって人気が復活すればそれ以降のモデルは期待出来るでしょうが、尚のこと前期型は値落ちが激しくなる恐れもあるでしょうか。
PHEVモデルに関しては高い需要が考えられるので、ガソリンモデルよりはアドバンテージがあるでしょう。

　では初代となる先代モデルはどうでしょうか。こちらは5人及び7人乗り仕様がありますが、途中で7人乗り仕様のみとなっています。
3列目シートのある7人乗りが偏って売れているという事情があったためですが、中古車では5人乗りの需要もあるようです。
エンジンは2.4Lと3.0Lがありましたが、こちらも途中で後者は廃止に。全車の需要が高いため、2.4Lの方が有利となるでしょう。
基本は古いモデルですから飛び抜けて高い金額にはなりにくいでしょうが、状態が良ければまだまだ価値は期待できそうです。
　　
　アウトランダーが高額で買い取られるかどうかは、装備品やグレード以外に日常的に気をつけておきたい部分もあります。
ステーションワゴンの様な感覚で常用されていることも多いアウトランダー。ファミリーユーザーも少なくないといえ、小さな子供と一緒に乗る機会も増えるでしょう。
室内の汚れやシミは残ってしまうと非常に厄介です。飲食時には特に注意して、清潔を心がけましょう。
レジャーやアウトドアにも最適な車ですので、その様な機会が多い人は、荷物の積み下ろしに配慮しましょう。
ラゲッジスペースが傷だらけで、どんな扱いをしていたかが丸分かり…なんてことになってしまわないよう気をつけておくと良いでしょう。

　売却の際には今後の査定相場の変動にも注意しなければなりません。車検時期になると売りが先行しますから、当然相場価格も変化します。
市場相場を考慮することと、できるだけ複数のお店でみてもらうことがポイントになるでしょう。

アウトランダーの下取り相場表

2021年1月時点におけるアウトランダー主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のアウトランダーの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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