コルトの下取り相場と買取市場動向

　ベンツなどで有名な自動車メーカー・ダイムラーと三菱の共同開発により誕生した「コルト」という名の小型自動車。2002年から販売が開始され、2012年6月をもって国内向けの生産を廃止、2013年1月には販売も終了しています。10年足らずの期間ではありましたが、その間にグッドデザイン賞を受賞するなどの功績も残した車です。

　ホンダの強力なラインアップ「フィット」と最も近いサイズだったため、販売開始当初は苦戦を強いられていました。2009年にエコカー減税の対象となり、100万円を切るモデルを打ち出したこともあって販売台数の回復に成功。ユーザーが細かく装備品を選択できる「カスタマー・フリー・チョイス」が三菱で最初に採用された車であり、その自由度の高さも売りの一つになっていました。

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コルトの買取価格を調べる

　多数のグレードが用意されていたコルト。スポーティーなグレードとして人気だった「RX」シリーズ、快適装備を充実させた「Very」シリーズなど様々なラインアップがありました。中でも買取で期待できるグレードといえば「ラリーアート　バージョンR」。同社の「ランサーエボリューション」を彷彿とさせる外観が採用されたスポーツ性の高いモデルで、マニアックではあるものの高い付加価値を持っています。

　これ以外には「1.3RX」などが人気グレードとして挙げられますが、突出した価値があるというよりも新車価格に応じたものとなるでしょう。その新車価格があまり高くありませんから、高額査定といえど当然元値に見合ったものになります。

　そして廃止されたという経緯をみれば、コンパクトカーの中でもあまり人気があったとは言えません。ジャンルがジャンルですから需要はあるもののライバルが強豪過ぎてしまい、そこまでの人気を獲得するに至っていないようです。こうしたことを踏まえると、基本査定が高くなることは考えにくいでしょう。人気グレードであっても年式や走行距離に不利な要素があれば査定額もあまり伸びないかもしれません。

　発売が2002年ということで、中古車でもそれなりの数が存在しています。また、コルトだけではなく同ジャンルのモデルでみてみるとより膨大な数に膨れ上がります。こうした状況も買取において不利となるため、古すぎる、過走行過ぎるなど条件が悪ければかなり厳しい結果も覚悟しておきましょう。

　コルトの売却を検討中のあなた。販売店での下取り、買い取りだけにこだわってはいませんか？もしそうでないのなら、買い取り専門のお店を一度訪ねてみましょう。今では電話やネットからでも簡単に申し込みできるものも多数あり、活用しなければ損をしてしまうかも。少しでも高額で買い取ってもらいたいのであれば、通常の販売店よりも期待が持てる買い取り専門店で査定を行ってもらってみて下さい。

　コルトの魅力といえば、やはり燃費と価格。多くのコルトユーザーからも同様の声が上がっている模様です。この2つの魅力は幅広い層のユーザーを取り込む要素でもあるでしょう。家族連れから年配の方、社会に出たばかりの若者など様々な人が使用されていることと思います。

　よって、余り荒い扱いをしている方は少ないでしょう。ただ、とても貴重に扱っている人も少ないかもしれませんね。日頃の足という感覚で乗り易い車ですので、特別大切に扱うことに疲れてしまうかもしれません。日常的に乗りまわしていて定期的な整備などは忘れていませんか？小さな子供が乗っていれば、いつの間にか汚れやシミがこびりついている場合も。見た目の印象は査定額を大きく左右する大事なポイントです。室内の清掃や洗車など、自力でできることは極力行ってから査定にのぞんで下さい。

　価格以上の満足を手に入れられる車としてユーザーからは高く評価されるものの、やはり一般的な目は厳しいものが多いでしょう。少しでも状態の良いうちに手放した方が無難かもしれませんね。

コルトの下取り相場表

2013年10月時点におけるコルト主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のコルトの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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