パジェロの下取り相場と買取市場動向

パジェロの買取市場動向

　三菱を代表する車の中でも、最も知名度の高いといえるのが「パジェロ」でしょう。
4輪駆動車の代名詞である「ジープ」を近代的に仕上げた、マルチユースなクロスカントリー車として打ち出されました。初代が誕生したのが1982年。
RVブームであった1990年代に最も売れ行きを伸ばし、その名を一躍広めることとなりました。

　現在稼働しているのが2006年に登場した4代目。内外装は洗練されつつボディカラーの仕様などで歴代モデルのイメージを踏襲するなど、新規層、旧来層ともに受け入れられやすい要素が盛り込まれています。
2009年、2010年の一部改良では燃費性能も大きく向上。
力強い走りはそのままに、時代のニーズにも応えるパジェロの人気は今でも健在といってよいでしょう。

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　パジェロにはショートボディとロングボディの2つのタイプがあり、前者が3ドアの5人乗り、後者が5ドアの7人乗り仕様となります。使い勝手を考慮してロングを選択する人が多いようですが、ユーザーの用途に合わせて選べるのも嬉しいところ。
需要で考えれば買取ではロングの方が有利になるでしょうが、ショートに全く需要がないわけではありません。

　査定相場といっても2006年から稼働していますから、同じ代でも査定額にはばらつきがあるようです。
当然古ければ不利となり新しければ有利となりますが、これ以外にも走行距離や装備品など車の状態によっても左右されます。
従って同じ4代目だからといっても、状態によっては大きく差が開くことを意識しておきましょう。

　新車価格はショートが289万円～397万円、ロングが319万円～490万円まで用意されています。価格帯をみてもわかるとおり、新車では高額な部類に入るパジェロ。
このため中古車で少しでも安く手に入れたいユーザーも多く、市場需要は高いと考えられます。
更に人気と知名度は折り紙付き。高額査定が視野に入るモデルですから、あとは売却先を慎重に見極めましょう。

　上級グレードであることは言うまでもなく有利となりますが、他にもディーゼルモデルの人気が高いようです。
高級オーディオなどオプション設定も充実していますから、そうした装備の有無も査定を左右するポイントになるでしょう。
特に5年以内のグレードであれば高値を期待して良いでしょう。

　ダカールラリーでも優秀な実績があるパジェロ。この為、日本だけでなく海外での人気も高い車といえ、特にヨーロッパ圏においては高い認知度を誇る日本車でもあります。
このことも踏まえると、海外市場などとも繋がりのある買い取り業者を探すことをお勧めします。身近にある自動車販売店などでは、正直狭い流通市場の中でのみでパジェロの価値を判断されてしまうでしょう。
特に過走行車両であったり、年式の古いモデルであったりと条件の悪いパジェロでれば尚更、そういったルートを探した方が無難かもしれません。

　日頃からの取り扱いでも注意したい点があります。小さな子供を乗せるユーザーであれば室内の汚れなどは勿論、玩具などで傷をつけることのない様注意しておきましょう。
アウトドア用品などを積むことが多い場合は、収納スペースが傷だらけになってしまわない様に気をつけておいて下さい。降雪地、山岳地、海岸部での仕様が多い場合は、ボディや床下など大きなダメージを残さない様にしておきたいもの。
磨いて消えるような傷はしっかり磨き、室内の清掃も行き届いた状態で査定に出すようにしましょう。

　車自体は高く売れる要素が多いため、普段から状態維持を怠らないでおきたいですね。安易な下取りなどで損をしないよう、買取業者も含め多くのお店でみてもらうようにしてください。
ちょっと状態に自信がない場合でも、上述したように海外ルートに精通している業者をあたってみるとよいでしょう。

パジェロの下取り相場表

2021年3月時点におけるパジェロ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のパジェロの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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