コルトプラスの下取り相場と買取市場動向

　「コルト」は三菱が販売するコンパクトカーですが、この車をベースとして2004年に発売された派生モデルが「コルトプラス」です。コルトよりもリアオーバーハングを300mm延長し、荷室を広く取ったショートワゴンタイプになります。「エレクトリックテールゲート」と呼ばれる電動式のリアテールゲートを同クラスでは初搭載し、全車で標準装備としています。

　充実のラゲッジスペースと室内空間、燃費の良さ、そしてお手頃価格。その名の通り、コルトに使い勝手の良さや走りの性能をプラスした、今の時代に見合っている車といえるでしょう。現在は本家コルト同様に2012年で廃止となり、中古車でしかお目にかかることができません。しかし、海外では台湾で販売が続いており、2013年には大幅な改良を行って稼働し続けています。

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　コルトと同じようなグレード体系となるコルトプラス。スポーティな「RX」系や「クールベリー」、「ラリーアート」もラインアップされています。全車CVT仕様の1.5L、駆動方式はFFと4WDが用意されています。新車価格はコルトよりもやや高めになり、最終ラインアップで最も高額だったのが「1.5RX」の4WDで176万円です。

　コルトプラスはコルト以上に販売台数が伸びなかった車種であり、中古車でも出回ってはいるもののその数自体が多くはありません。ならば希少性の観点から期待出来ないか、と考えられますが、それも期待薄でしょう。売れ行きから察することができますが、人気の低いモデルであったコルトプラス。販売開始当初はリコール問題の渦中であったこともあり、大々的に売り出された訳ではなかったのです。更に微妙な位置づけのボディタイプなど、国内市場では受けが良かったとは言い難いでしょう。

　総じてコルトプラスのベース査定は低く設定されやすく、高額査定を期待できる車種とは言いにくいですね。もちろん状態によって左右されるものですが、基本的な査定額があまり高くありませんからプラスされるものがあっても飛び抜けた額にはならないでしょう。大衆的なコンパクトカーというジャンルは一見利点に見えますが、ライバルが多すぎる点がネックになります

　コルトプラスに限った話ではありませんが「大衆車」に対しての市場の扱いは、特に自動車販売店での下取りなどではシビアに取り扱われる傾向にあります。中古車市場でも似たような車が溢れているのが現状です。コルトプラスに至っては、特別に人気の高い車…というわけではありませんから尚更です。

　この為、自動車販売店における査定額の過度な期待はしない方が良さそうです。どちらかというと、買い取りを専門とした業者に依頼することをお勧めします。一般の自動車販売店よりも高い買い取り金額をのぞむことができるでしょう。

　ファミリー層が多いと思われるコルトプラスユーザー。気をつけたいのは小さな子供を乗せる機会が多い家族連れです。遠出やレジャーの際には、車の中で飲食することも増えてくるのではないでしょうか。食べ物や飲み物のシミなどがつくと、ものによっては非常に厄介な跡となって残ってしまう事も。あらかじめシートカバーなどで対策をとっておくと、後悔せずに済むかもしれませんね。

　また、シートに直接チャイルドシートを設置するのも、シートを傷つけてしまう可能性が大きいといえます。専用のマットなども売られていますので、活用してみてはいかがでしょうか。この様な室内の対策の他、ボディの外観、内部の整備なども大切です。小さな子供がいるご家庭ですと、何かと忙しくついつい定期的な点検などを忘れがちではないでしょうか。オイル交換などを始め、基本的な整備は欠かさないことが大切です。ゆくゆくは高値で引き取ってもらうことを考えるのであれば、少々面倒でも日頃から大切に扱っておかなくてはならないでしょう。

コルトプラスの下取り相場表

2014年5月時点におけるコルトプラス主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のコルトプラスの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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