ギャランフォルティスの下取り相場と買取市場動向

フォルティスの買取市場動向

　2007年にランサーの7代目が北米で販売されました。その日本での車名が「ギャランフォルティス」となり、日本でも発売される事になりました。
ランサーとしては7代目、ギャランとしては9代目にカウントされる一台です。三菱車の中でも上級クラスに位置づけられ、上質感とシンプルさを上手く混ぜ合わせたものとなっています。

　グレード展開は5種類となっていおり、排気量は1.8Lと2.0Lが用意されています。4ドアで5名定員という点は全て同じなのですが、シフトに関してはCVTと6速ツインクラッチSST、駆動方式に関してはFFとフルタイム4WDのものがあります。
価格は一番安いグレードが「エクシード」で190万円から、一番高価なグレードは「ラリーアート」で309万円からとなっています。当初は「スポーツ」というグレードにMT車が設定されていましたが、2009年のマイナーチェンジで廃止となっています。

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　今後の動向ですが、2014年度中にはラリーアートの生産終了が決まっています。ラリーアートは最高額グレードということもあり、同車の中でも高く売れる人気グレードと言えます。
それを廃止するということですが、次期ギャランフォルティスの登場が迫っていることと関係しているかもしれませんね。
新型が出れば当然、現在出ているモデルの価値は低くなります。まだ断定的な情報ではありませんが、新型ギャランフォルティスの情報が出ていますから注意しておきたいですね。

　ギャランフォルティスは発売から7年が経過しておりそれなりの販売期間があるものの、中古車で多く出回っている車ではありません。
その点から状態の良い美車であれば希少性も高まるでしょうが、そうでない場合は査定額もさほど期待できないかもしれません。
走行性や質感が高いという点では評価されますが、それ以上に売れる車であるかどうかが問題です。
無論、売れないわけではありませんが、突出した人気があるかといえばそうでもないのが現実です。

　特にセダンモデルはリセールに弱いという特徴が否めず、ギャランフォルティスも確実にその影響を受けると考えられるでしょう。
車の傾向から特定のユーザーにはニーズを期待出来ますが、幅広く受け入れられるかと言えばそうではありません。従って、どこででも高く買い取ってもらえる車、とは言い難いでしょう。

　これは逆にいえば、その手の専門店などであればそれなりの価値をつけてくれる可能性があるということ。上級セダンや走行性重視の車を扱うお店でみてもらってはいかがでしょうか。
特に最上級の「ラリーアート」、特別仕様車の「ブラックレザーエディション」などは高い付加価値を持つと思われます。高く売れる可能性があるなら尚更、その価値を十分理解してくれるお店で見てもらうべきでしょう。

　走行性と上質感、それがギャランフォルティスの魅力の部分でもありますのでギャランフォルティスの査定で肝になってくるのが走行距離以上に内装・外装の部分でしょうね。極論ではありますが、走行距離は走れば伸びていくものです。
ですが内外装は必ずしも走行距離と比例するものではありません。もちろん走行距離が短いにこした事はないのですが、走行距離と同じ位状態面が加味されますのでその点は意識しておくべきと言えるでしょう。

　装備に関して言えばナビなど実用的なものが高査定となりますが、エアロパーツやカスタマイズパーツはどうでしょう。これは正直あまり良いものではないかもしれません。
ギャランフォルティスの購買層はそのような車種を求めているわけではありませんから、むしろ過度なカスタマイズはマイナス査定となってしまう可能性がとても高いのです。
そのため、高く売れるギャランフォルティスは内外装の状態が良く、あまり弄られていない車種という事が言えるでしょう。

フォルティスの下取り相場表

2019年7月時点におけるフォルティス主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のフォルティスの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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