ラティオの下取り相場と買取市場動向

ラティオの買取市場動向

　2004年に登場したのが日産「ラティオ」。当初は「ティーダラティオ」という名称がつけられていました。というのも元々は同社「ティーダ」の派生車種だからです。
ティーダはハッチバックモデルでしたが、ラティオはセダンモデルになります。ティーダの登場から一ヵ月後に発売開始されました。

　「サニー」の後継車種という見方もありますが、あくまでも新しい上質なセダンというコンセプトで生まれたものです。とはいえ、サニーの層を取り込んでいるのも事実ですね。
登場当初は本家ティーダとは異なるフロントグリルだったのですが、マイナーチェンジの際に共通のデザインとなりました。

　初めてフルモデルチェンジを行ったのが2011年ですが、北米での先行販売となっています。北米仕様では「ヴァーサセダン」というモデルです。
日本ではというと、翌年の2012年に現在のラティオという名称で発売となっています。ターゲットを一部の高年齢層に絞り、新開発のVプラットフォームが採用されました。

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　現行ラティオのラインアップは下から「S」、「X」、「G」の三種類で、当代よりFF仕様のみとなっています。2012年10月からの発売ということで年式は比較的浅いですね。現行モデルと前モデルも交えての買取事情を考察したいと思います。

　ラティオは中古車市場でそこまで数が出回っているわけではありません。これは初回車検を迎えていない現行モデルに限らず、前モデルにも同様のことが言えます。
ラティオよりも通常のティーダの方が有名という事もありますしね。ラティオの売れ行き、人気を考えると致し方ないでしょう。
不人気だから流通量が少ない、という点は残念ながらマイナス要因となるでしょうね。

　ラティオの購買層はセダンが好きな層です。落ち着いている、それでいてそこまであまりお金に車をかけたくない…。
そのような層が求めているラティオであれば高額査定に繋がるでしょう。例えば状態。当たり前ですが綺麗な方が良いに決まっていますよね。
ナビやETCといった基本的な装備もないよりはあった方が良いのです。更には当たり前ですが走行距離も短い方が良いでしょう。

　とはいえ、そこまでこだわりを持っている層ではありませんから、誰でも分かる内外装の状態が問われるでしょう。
走行距離は走れば伸びていきますが、内装や外装に関しては気をつけているかどうかが如実に出てしまう部分ですから。カスタマイズに関してはホイール程度の目立たないものであればまだしも、過度なものはマイナス査定でしょうね。
ラティオの購買層を考えれば当然です。見た目がいかに新車に近い状態であるか、こういった点がポイントとなりそうです。

　現行モデルに関しては、2015年に初回車検時期を迎えます。中古車の流通が少ないラティオですが、車検前はいずれの車も売りが先行する時期ですので査定への影響も考えておきましょう。
北米や中国などで販売されているモデルでもあるため、海外需要も期待できるでしょうか。過走行車両など通常の査定では厳しいような車両の場合、そうした特別なルートも検討してみる価値がありそうです。

　ラティオは基本的に高値売却が難しい車種となっています。中古車の流通量が少ないということで希少性はどうかと思われるかもしれません。
ただ、そういう見方をしてくれるかどうかは業者次第というところもありますので、できるだけ多くのお店で見てもらうことが必須となるでしょう。
そういった場合でもやはり内部や見た目の状態が問われてきますので、日頃からの取り扱いに十分注意しておきたいですね。
荒い走行をする人は少ないと思いますが、不注意からの損傷などには気をつけておきましょう。

ラティオの下取り相場表

2019年7月時点におけるラティオ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のラティオの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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