ウイングロードの下取り相場と買取市場動向

ウイングロードの買取市場動向

「WING=翼」と「ROAD=道」の名をあわせ持つ、大きな広がりをイメージした日産のステーションワゴン「ウイングロード」。同社におけるステーションワゴンラインアップでは、国内で唯一の車となっています。
初代が販売開始された1996年から、3代目となる現行モデルが2005年に登場。このモデルでは外観の特徴である「鋭い目つき」を連想させるヘッドランプなどを採用。
特別な人気を博している訳ではないものの、安定した販売台数を獲得しています。

フルモデルチェンジが待たれる中、現在までに何度かの改良や特別使用車の追加がなされています。2009年には燃費性能も向上し、「平成22年度燃費基準＋25％」を達成し、エコカーの仲間入りも果たしました。
2012年の一部改良以降は大きな変更などはありません。通勤にもレジャーにも幅広く使用できる「ウイングロード」。その査定においての価値はどうなっているのでしょうか。

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ウイングロードの買取価格を調べる

現行モデルのウイングロードでは、19万円~106万円という買い取り相場となりました。グレード別で見てみると、オーテックジャパン扱いとなる「ライダー」シリーズが最も期待できるでしょう。
次に「15M」、「15MVリミテッド」などがあげられます。「ライダー15Mauthentic」の新車価格は221万円、「15M」の新車価格は190万円となっています。

基本的に4WD車よりもFF車の需要が高いようですね。前期型でいえば「15RX」などが人気だったようですが、年式が古いため過剰な期待はしない方が無難かもしれません。ボディカラー別でも査定額が左右されるでしょう
。人気のある「ブリリアントシルバー」、「ホワイトパール」、「スーパーブラック」においては、他のカラーよりも比較的高い査定金額が期待できそうです。
使い勝手の良い装備として、ウォッシャブルラゲッジボードやイージーラゲッジベンチが備わっている車は人気も高く、その価値も高いといえるでしょう。

良くも悪くも中間的な存在である「ウイングロード」。大衆的な車であるが故、中古車市場でもそこそこの数が出回っているこの車は、査定において比較的厳しい対応が予想されます。
これといった弱点もないが突飛した長所があるわけでも…というのが正直な印象のウイングロードは、販売店からすれば少し売りにくい車として扱われているようです。
この為、特に下取り査定においては非常に消極的な対応も予想しておかなければならないでしょう。

更にはステーションワゴンモデル自体の人気がよろしくありません。ウイングロードも確実にその影響を受けており、車自体は良くとも顧客には積極的に求められる状況ではないと言えるでしょう。
また、現行モデルが2005年に発売開始ということで、もうじき9年目を迎えます。最近は目新しい変更もなく、どうしても時代を感じる部分が多いでしょうね。
そういった観点からも、買取にはネガティブな業者も多いかもしれません。

少しでも査定額をあげたいのであれば、買い取り専門業者にその可能性があります。
どの店でも、売りにくい車の在庫は抱えたくないもの。敢えてその様な車を販売店に持っていくよりも、買い取りを専門としている店の方が希望がもてるといえそうです。

使いやすさでは平均以上といっていい車ですので、その用途も多岐にわたるでしょう。通勤、街乗り、レジャー、遠出。
日常の道具的な使い方になるこの様な車はメンテナンスを忘れがちですので、定期的に整備や点検を受けるようにしましょう。
レジャーに使用することが多い人は、荷室などの傷には気をつけておきたい?ところ。車体においても同様で、磨きで消える程度のものなら良いのですが大きなものは避けたいでしょう。

総合的に査定において不利な面が目立つ車ではありますが、逆に中古車ではお手頃な物件にも巡り会いやすいかもしれませんね。まずは複数の買取業者に見てもらうことが必要となるでしょう。

ウィングロードの下取り相場表

2020年7月時点におけるウィングロード主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のウィングロードの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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