オッティの下取り相場と買取市場動向

オッティの買取市場動向

　2005年、自動車大手メーカーである日産と三菱は、ekワゴン・ekスポーツのOEM供給合意を発表。
それにより日産から「オッティ」という名の軽自動車が発売されました。三菱からのOEMは２車種目となり、日産の軽自動車としても「モコ」以来の2車種目となった車です。

　2006年に供給元のekワゴンがフルモデルチェンジされたとほぼ同時期に、オッティも2代目となるモデルが発表されました。
その後もekシリーズのマイナーチェンジや一部改良に合わせて同様の変更がなされ、スポーツ感の強い「ライダー」グレードの追加、ライダーシリーズ10周年記念となる「10thアニバーサリー」などの特別仕様車も販売されました。

　その後は日産から新しく発表された「デイズ」の登場によって生産を終了。2013年には完全に販売を廃止し、現在は中古車のみで購入可能です。
なお、オッティの廃止によってMT仕様及び立体駐車場に収まる軽自動車がラインアップから姿を消しました。

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　オッティの買い取り相場は20万円?71万円となっています。グレード別では「E」と「RX」の4WD車、「Eスライド」なども有利な査定となる模様。
4WD車の需要が高いのは意外でしょうか。また、ekワゴンにはない独自のグレードとして「ライダー」シリーズも用意されています。専用カスタマイズが施されたこちらのモデルにも一定のアドバンテージが期待できるでしょう。

　軽自動車の中でも安定した走行性能、ほどよい車高と見切りの良さなど、運転し易さに定評のあるオッティ。価格帯も手頃なものから凝ったものまで選択できます。
ですが廃止になったということもあり、日産の他の軽自動車の中では最も厳しい査定が予想されます。
元値が安いということもありますが、中古車市場では比較的安値で流通しているようです。ということは、買い取る際にも安く仕入れることが通例と言えるでしょう。

　オートスライドドアを備えるなど実用性の高い部分もあり、それなりの数が流通しています。ただ、数が多ければ多いほど販売店側としては慎重にならなければいけない場合も。
まして激戦とされる軽自動車というジャンルは、何処へ行ってもその種類、台数が選べるほどあるのも事実です。販売店としては、高額で引き取って在庫を抱えてしまう…なんてリスクを負うはずありません。

　とはいえ、軽自動車は需要・人気共に高いため売り易く、そこそこの台数は確保しておきたいのが販売店側の考えでしょう。
その為、店側にとって良い車を安く仕入れるチャンスである“下取り”に関しては、特に査定額を消極的に打ち出してくるものです。
そこで、オッティなどの軽自動車の査定にはまず買い取り専門業者に依頼してからでも遅くない、ということを知っておいてほしいのです。

　オッティはekシリーズのパーツ流用がきくという、カスタム好きには嬉しい利点があります。査定でその点が有利になってくるかどうかは、やはり程度次第でしょう。
あまり個性の強すぎる改造を施しても、比例して査定額が必ず高くなるということもありませんので注意しておきましょう。

　日常の足となる場合が最も多いので、細かな点検や整備のぬかりはしたくないものです。多用する車であればその分大切に扱うべきでしょう。
スライドドア仕様であれば、作動に不具合が生じないように。特に子供連れの方には、内装の汚れと共に注意しておくポイントといえそうです。

　それ以外は年式や走行距離といった基本的な部分で決まるものと考えておきましょう。人気のあるグレードにおいても、年式が古い、過走行である場合は過剰な期待は禁物です。
特に軽自動車は走行距離が伸びているほど不利になりやすく、10万km以上の車ですとよほどの人気車でない限り価値がつきにくいのが現状です。
残念ながらオッティにはそのような人気があるとはいえませんので、やはり状態次第というところが大きいでしょう。

オッティの下取り相場表

2018年7月時点におけるオッティ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のオッティの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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