ティーダの下取り相場と買取市場動向

ティーダの買取市場動向

　5ドアハッチバック型のコンパクトカー「ティーダ」は、日産が販売していた普通自動車の一つです。5ナンバーサイズに収まる車格でありながら、室内空間の広さは上級車に引けを取らないレベルと言ってよいでしょう。また、インテリアにもコンパクトカーのイメージを払しょくする様な上質な工夫が施されています。最上級グレードにいたっては本革シートを標準装備として採用するなど、高い質を感じさせてくれる仕上がりになっています。

　日本国内での販売は既に終了しており、現在は海外でのみの取り扱いとなっています。初代が登場したのが2004年で2012年に生産を終了。その間2011年に中国で2代目ティーダが発売となり、台湾、タイ、オーストラリアなどでも順次発売がなされています。

ティーダの買取や下取り相場を調べるなら一括査定が便利です。
ティーダの買取価格を調べる

　日本では中古車のみでお目にかかれるティーダ。高額査定を期待できるグレードでいうと、「アクシス」「アクシスパフォーマンススペック」など、アクシスシリーズは全体を通して有利となるでしょう。それ以外には「15M」のFF及び4WD車ですね。1.5L車と1.8L車がありますが、1.5L車の方が維持費などの面で良いようですね。人気グレードで状態が良ければ90万円台という査定額もあるようです。また、グレードだけでなく年式が浅いという点が非常に重要となるでしょう。ボディカラーはホワイトやブラックが無難と言えるでしょう。

　実用性の高いティーダは中古車市場でもニーズが高いと言えます。しかし、既に国内での販売が終了していることもあって、今後は査定額が下がる一方となるでしょう。?更に廃止から2年が経過していますから、古い印象もぬぐえなくなります。目新しいライバル車と比較すると不利な要素が多くなりそうです。

　現役時代も“超”がつくほどの人気車種でなかったと言えるティーダ。買い取る販売店側からいうと、珠数がそこそこあるのに突出した人気がないといえる車をわざわざ高値で査定したくない…というのが本音でしょう。

　大衆的な小型車であるが故、廃止されたからといって希少価値という点も期待できないでしょう。コンパクトカーであるという“扱いやすい”利点よりも、人気や知名度の低さという“扱いにくい”欠点の方が目立ってしまうのかもしれません。よって、販売店への査定よりも買い取り専門店への査定の方が、高い価格で引き取ってもらえる可能性があります。?

　アジア諸国などでは現役で活躍しているティーダですので、海外市場などに精通している業者と話をしてみるのも良いかもしれません。視野を広げて査定にのぞむことで、ティーダの真の価値を評価してくれる場にたどり着けることでしょう。過走行車両など、通常では酷い値落ちになるようなものなら尚更かもしれません。

　手軽で上質なコンパクトカーであるティーダのユーザー層は、比較的若い人が多い様です。街乗りメインで、無茶な走行をすることもほぼないでしょう。ですが、基本的な定期点検は欠かさずに行って下さい。オイル交換を始め、走行中に異音や違和感があった際には迷わずディーラーなどで点検を受けるようにしましょう。通勤などで常用することが多くなる車かと思いますので、マメな整備が車を長く維持する秘訣になります。ティーダの売りとなるインテリアの上質感を損なわないこともポイントでしょう。室内が広いですからファミリーカーとしても活躍するはず。小さな子供連れの方は汚れや傷などに十分注意しましょう。

　中古車でティーダを探す際には、まず魅力の一つである“上質な室内”の状態は欠かさずチェックしておきたいでしょう。グレードによっては本革シートとなる車もありますので、傷や汚れなどがないか気になります。日常的に使用されていた車であれば、消耗感の酷いものなどは避けたいといえます。目で見える部分は勿論、内部の状態も確かめておく必要があるでしょう。

　年式と走行距離を考慮し、なるべく早めに手放すことがティーダを高値で売る基本要素となりそうです。上質なグレードであれば尚更。多くのお店で査定してもらい、出来るだけ高値で取り引きしてくれる業者を探してみましょう。

ティーダの下取り相場表

2017年7月時点におけるティーダ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
一括査定で買取相場を調べる

参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のティーダの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

実際の買取相場を調べる