エスクードの下取り相場と買取市場動向

エスクードの買取市場動向

　1988年に登場したのがエスクードです。分類とすればSUVになるのですが、「ライトクロカン」と呼ばれるジャンルを築き上げたと言っても過言ではない車種でしょう。

　それまでのSUVというと、あくまでもオフロードでの走破性も求められていたために高排気量のものが主流でした。
一方エスクードは当時としては異例の1.6Lエンジンを搭載し、省燃費かつ走行性も優れたSUVとして話題になったのです。

　その他には乗用車テイストの内装、SUVにしては低めに設定された価格のおかげで大ヒットを記録し、その後の自動車業界にも大きな影響を与えたと言われています。
事実、エスクードがなければトヨタのRAV4やホンダのCR-Vは存在しなかっただろうとまで言われているほどですから。

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　1997年と2005年にモデルチェンジを行い、現行車種は2005年に登場した三代目モデルになります。現在のグレード体系は4種類となっています。
214万円でMT車の「2.4XG」、その4AT仕様が225万円です。特別仕様車もラインアップされており、241万円の「クロスアドベンチャー」と242万円の「ランドブリーズ」があります。
特別仕様車は双方4ATのみで、排気量は全車2.4Lとなっています。

　発売の翌年には3ドアモデルの1.6Lエンジン搭載車も設定されましたが、2007年に廃止に。入れ替わりで2.7Lエンジン搭載車を導入したものの、こちらも2008年のマイナーチェンジ時に3.2Lモデルと入れ替わりとなっています。
2009年には3.2Lモデルも廃止されたため、現在は2.4Lエンジンのみの設定となります。

　SUVモデルは比較的リセールが良いことで知られていますが、エスクードにおいても同様のようです。人気も一定のものがあり、走破性など性能も十分なレベルですから中古車での需要は期待出来ます。
特別仕様車も一定の付加価値を持つでしょうし、ナビやETCなどの実用品もあれば尚良いでしょう。

　カスタマイズパーツなどもまったくではないにせよ良い査定が出る事もあります。とはいえホイール程度であれば良いのですが、過度なカスタマイズはかえって厳しい査定になってしまうでしょう。
エスクードを求めるユーザーは派手さや奇抜さを求めているわけではありませんからね。

　エスクードを求めている層は走行性と居住性、つまりは典型的なSUVを求めている事になりますので、そうなると新車に近ければ近い状態ほど高く買取ってもらえるでしょう。
そのため、やはり状態の良さの方が求められる傾向にありますので、事故歴などはかなりのマイナス査定となってしまうでしょう。

　走行距離よりも内装へのこだわりを持っている人が多いようですから、内装面が汚いとマイナスの査定が大きいものとなってしまいますので、エスクードを高く売るためには内装をいかに綺麗にしておくかにもかかっているでしょう。

　外装に関しても、SUVという特性上傷がついてしまう機会が多いかもしれませんが、傷もやはり査定に響きます。そのためリセールを考えると丁寧なカーライフを心掛ける事が求められてくるでしょう。

　走行距離が伸びていても案外値のつくエスクードですが、買取先一つでも査定結果は異なるでしょう。過走行車両であるならば尚更、一社だけの見積もりで決めてしまってはもったいないですね。
エスクードのようなパワフルなSUVモデルは海外人気も高く、例え過走行で古いモデルでも必要とされます。
現行以外のモデルに乗っている場合も、そういったルートを使えばニーズが期待出来るかもしれませんよ。

　ところでエスクードといえば現行モデルの販売期間が長いですが、新型の情報も出始めていますね。2015年には欧州で新型SUVが投入される予定ですが、これが次期エスクードである、との見方も。
新型が出れば旧型の価値が下がることは否めませんので、エスクードの売却はタイミングもポイントになるかもしれません。

エスクードの下取り相場表

2020年10月時点におけるエスクード主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のエスクードの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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