スイフトの下取り相場と買取市場動向

スイフトの買取市場動向

　元々は外国で「カルタス」の名前で販売されていたもので、2000年より「スイフト」として登場しました。
ワゴンR＋のプラットフォームを利用し低価格を売りにしていたのですが、2004年に行なわれたモデルチェンジでイメージを一新。
二代目スイフトからは自動車の基本とも言うべき、「走る・曲がる・止まる」がコンセプトとなっているのです。

　スズキの世界戦略車という役目を担った二代目スイフトは2010年にフルモデルチェンジを行いました。プラットフォームを刷新し、軽量且つ高剛性のモデルへ進化しています。
2011年のRJCカーオブザイヤーを獲得するなど評価の方も高いものとなっており、現在もこの三代目が稼働しています。

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　現行車種は幅広いグレードがラインアップされています。一番安いものは「XG」の131万円からで、一番高いものは「XS-DJE」の4WD仕様で183万円から。
排気量は1.2L、ドア数は5、定員は5名という点は全て同じなのですが、トランスミッションはCVTと5MTが用意されており、駆動方式もFFとフルタイムの4WDが用意されています。

　買取価格の期待出来るグレードは「RS」や「XG-DJE」、「XS-DJE」などで、4WDモデルも良いでしょう。
スイフトは様々な層から幅広い人気がありますが、車に全く興味がないユーザーばかりではありません。
むしろその逆の層も多いですから、4WDという点が悪く働くことはないようです。

　現行スイフトは発売から4年超ということで、中古車市場にもそれなりに出回っているでしょう。
従って飛び抜けて高額査定を得ることは難しく、相場以下になってしまうことも仕方ないでしょう。例えば2013年のマイナーチェンジ以降のモデルなどは高値も期待出来るでしょうが、そこまで年式の浅い車を手放す人は少ないでしょうしね。
今後のことを考慮しても、前期型よりは有利になることは間違いないでしょう。

　スイフトを求めている層は「安くていいもの」です。スイフトはどこかが突出しているというよりも、全てがそれなりに満足出来るという車種です。
走行性はもちろん、居住性や燃費、さらには車体価格など全てが「及第点以上」なのです。その点がスイフト人気の高さと言えるでしょう。

　概ねグレード通りの査定となりますので特別難しい部分もないのですが、どのような部分が見られるかと言えば、これはやはりスイフトのコンセプトではありませんが「全体的に」見られる事になるでしょう。
そのため新車に近い状態であればあるほど査定は良いものになります。

　カスタマイズパーツなどは悪い査定にはならないでしょうが、カスタマイズ需要はスイフトよりも先ごろ登場したスイフトスポーツの方に向けられていますので、そこまで高いものにはならないでしょう。
基本的な装備、ナビやETCなどは査定に良い影響をもたらしてくれるでしょうから、スイフトの査定は標準的な買取事情と同じと見て良いでしょう。

　とはいえ、やはり粗末に利用しているスイフトですと査定も厳しいものになってしまうでしょう。カスタマイズ需要がそれほど高くはないという事は、車の現状が大事になってくるのです。
カスタマイズするようであればある程度誤魔化せますが、スイフトはそこまでのカスタマイズ需要はありませんから。

　前モデルのスイフトとなるとやはり厳しい査定が多くなるでしょうね。現行型がそれなりに出回っていることもありますが、二代目スイフトもまだまだ見かけます。
人気車種だからこそですが、流通量の多さがネックとなり古いモデルは苦戦を強いられるでしょう。

スイフトの下取り相場表

2020年7月時点におけるスイフト主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のスイフトの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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