SX4の下取り相場と買取市場動向

　2005年に写真が公開され、2006年から国内での販売が始まったスズキの「SX4」。フィアットとの共同開発とはいえ、製造はスズキの生産拠点で行なわれています。エンジンやプラットフォームはスイフトの物が利用されている事からスズキの特徴の方が色濃く出ている車と言えるでしょう。

　1585mmという全高は類を見ず、ハッチバックなのか、はたまたトールワゴンなのか。独自の個性を持っている一台と言えるでしょう。SUVに分類される事もありますが、基本的にはハッチバックと考えて良いでしょう。

　国内では2014年3月で生産が終了されており、近日販売も完全に終えたモデルになります。一方、欧州では2013年にフルモデルチェンジが行われ2代目となるモデルが稼働しており、翌年からは台湾市場への参入も果たされています。日本に同モデルが導入されるかは今のところわかっていません。

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　特別仕様車も含めて多数のグレードが用意されていましたが、最終的には「1.5G」と「1.5XG」の2タイプが残されました。前期型には2.0Lモデルもラインアップされましたが、2009年の一部改良で廃止に。駆動方式はFF及び4WDでトランスミッションは全車4ATとなっています。海外仕様にはMT車の設定もあるようですね。

　SX4が登場したのが2006年。人気の方は一般大衆性というよりも一部からの支持といった所でしょうか。やはり他に類を見ない車種になりますので、買取業者としても中々判断に迷うようですね。SX4自体のファンは一定層いると思われますが、一般的な知名度や人気は高くないというのが実情でしょうか。

　どちらかというと拘りの強い車となるでしょう。SX4の購買層も個性的な方が多いようで、「他の人とは違う車が欲しい」といった意見をお持ちの方が多いようです。大衆性はないものの根強い人気のある車種でもありますから買取業者としても査定が難しいと言われるようです。

　そういった車は売却先によって査定額に開きが出るケースが想定されます。やや趣味性の強い車ですから、一般的なディーラーなどではあまり価値が見いだされないかもしれませんね。基本的には走行距離など車の状態で判断するという通常の査定事情かと思いますが、業者によっては一般的な価値とは違うものを加味してくれるかもしれません。

　カスタマイズ需要はそこまで高いものではないのですが、ホイール程度は多少査定が良いものになるかもしれませんね。基本的にこの車を選ぶ人は個性的な方が多いわけですから、何かに優れているというよりもとりあえず新車に近い状態の方が良いという事です。

　このような側面から考えると、年式よりも車の状態の方が重要視されるのではないでしょうか。特に国内では一台限りということもありますから、尚更年式よりも性能や見た目がいかに保たれているかが問われそうです。

　大衆性の低い珍しい車種でもありますから、SX4を少しでも高く売りたいのであれば業者の状況なども見てみるべきでしょう。一部では「スズキの最高峰」とまで言われており、目の肥えたカーマニアには魅力的な車種に映っています。業者としても様々な在庫を用意しておきたいのですが、在庫のスペースにも限りがありますので一台あれば充分でしょう。

　それを考えると、SX4は在庫の無い業者を調べてそこで買取ってもらうのが良いでしょうね。一般大衆性のある車ではないだけに中々難しい査定になってしまいますので、こちらもある程度情報を集めておく事が求められます。在庫を抱えている業者では低い査定となってしまうかもしれませんしね。

SX4の下取り相場表

2015年4月時点におけるSX4主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のSX4の買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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