プレミオの下取り相場と買取市場動向

プレミオの買取市場動向

　プレミオ (Premio) は、トヨタの5ナンバーサイズノッチバックセダン型乗用車で、コロナの後継車種です。初代プレミオは「コロナの新しい成熟」というキャッチコピーで発売されました。
プレミオは、衝突安全ボディGOAがいち早く採用され、ABSやデュアルSRSエアバッグを全車標準装備するなど安全・環境対策がテーマに作られています。
外観はシャープで、センター部を前方に傾斜させて上面を低くすることで開放感を高めています。

　運転するのに最も快適なセダンと言えばプレミオだと言っても過言ではないでしょう。燃費も良く安価でありながら上質感も兼ね備え、比較的高年齢者でも運転しやすい車です。
初代モデルに比べて2代目モデルは、車長や幅が長くなっています。また、後部座席にリクライニング機能も持たせてより快適な居住空間が実現されている他、車自体の剛性も高くなり、静粛性もさらに快適になっています。
中古車として売却する場合は、当然初代モデルよりも2代目の方が査定額は高くなります。

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　2代目プレミオを基準に見ていきましょう。2010年10月のマイナーチェンジ後は、車速感応式のドアロックやガラスプリントアンテナ、花粉除去タイプのクリーンエアフィルターや天上照明付のバニティミラーなどが装備されています。
また、文字情報をメーター内に表示するマルチインフォメーションディスプレイや、ゲート式シフトレバーノブ、雨滴感知機能のあるフロントワイパーが採用されています。
さらに、シートベルトの非着用をランプとブザーで警告してくれるシートベルトリマインダーが、運転席と助手席に標準装備されています。
快適な装備が追加されたマイナーチェンジ以降のモデルの方が、高く評価されるでしょう。

　現在のグレード展開ですが、最も安いグレードが175万円の「1.5F」、最も高価なグレードが280万円の「2.0G　スペリアパッケージ」となっています。排気量は1.5L、1.8L、2.0Lの三種類が用意され、1.8Lモデルには4WD仕様も設定されています。
トランスミッションは全車にてCVTを採用。姉妹車にはスポーティ感の強い「アリオン」があり、比較すると地味な印象もあるかもしれませんがオールマイティに受けるというメリットもあります。
手頃な価格とバランスの良さ、燃費性能の高さなどから見ても需要は高く、状態が良ければそれなりの価格で買い取ってもらえるでしょう。

　またプレミオは、初代・2代目ともに日本国内専用車として開発されていますが、ロシアやマレーシア・インドネシアなどの東南アジア、オーストラリアやニュージーランドなどへも大量に輸出されています。
国内外を問わずとても人気の高い車ですから、中古車市場でも活発に取引きされています。プレミオのオーナーは熟年層が多い傾向にあり、あまり詳しい知識のないまま安易な下取りなどに任せてしまうかもしれません。
しかし、このように海外ニーズの高いプレミオをそのように手放すのは非常にもったいないことです。

　例えば過走行のプレミオの場合。国内では需要が望めなくとも海外での需要は多いに期待できるのです。
走行距離が6万kmと20万kmでも業者間オークションでの相場価格は10万ほどしか変わらないという話もあるそう。
特に新車ディーラーなどでの下取りは厳しい査定が多いですから、安易に決めてしまわないよう注意しましょう。

　もちろん、年式やグレード、走行距離、車の状態などによって価格は大きく変動しますから、実際に査定してみてもらわないとわからない部分が多いでしょう。
また、査定額は中古車専門店によっても違ってきますから、インターネットの無料のオンライン一括査定などを利用してみるといいですね。少しでも高く売却できるようにじっくり調べてみましょう。

プレミオの下取り相場表

2020年7月時点におけるプレミオ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のプレミオの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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