ブレイドの下取り相場と買取市場動向

ブレイドの買取市場動向

　ブレイドは、2006年12月よりトヨタで販売されている大人向けの高級車です。開発コンセプトは「ショート・プレミアム」で、オーリスとの姉妹車でありながらオーリスよりも上級志向のモデルとなっており、”小さな高級車”（プレミアムコンパクト）と言われています。

　5ドアハッチバック車で高い静粛性と剛性、粘りのある足回りは高く評価されています。特に剛性の高さは雪国でも高く評価され、安定感のある走りだと好評のようです。また販売チャンネルは日本国内専用ですので、外観は日本的な高級感を強調したデザインです。?ちなみに、「ブレイド」は英語で刃を指すことから「人を魅了する鋭さを持った車」がその名前の由来とされています。人を魅了する鋭さを持つスタイルや走りと、新しいマーケットを切り拓きたいという願いが込められているのです。

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　ブレイドは既に生産を終了しているモデルになります。2009年の12月に行なわれたマイナーチェンジ以降のグレード展開ですが、最廉価となる「ブレイド」が230万円、最上級グレードが「ブレイドマスターG」で330万円です。排気量は2.4Lと3.5Lが用意されており、“マスター”シリーズは3.5L専用グレードとなります。駆動方式はFF及び4WD。トランスミッションはCVTかATが設定されます。また、専用フロンとスポイラーやサスペンションに専用チューニングを施した「Sパッケージ」もラインナップされていました。

　廃止になったのは2012年4月で、大きな理由は販売台数の低迷です。理由から察せられるとおり人気のある車種ではなく、廃止から既に2年以上経過しているため存在感も更に薄くなってしまっているかもしれません。元々が高級路線なため中古車で手に入れる場合にはお買い得車が見られるかもしれませんが、売却を考えると不利な面が多いかもしれませんね。

　買取例を見ていきましょう。2007年式のブレイドマスターG（FF・AT車）で走行距離が45001?50000kmの車両についた最高額が65万円です。同年式のブレイドマスター（同仕様）で走行距離が50001?55000kmの車両についた最高額が90万円という結果に。グレードと走行距離の面で不利な後者に高額査定がついている理由はなんなのでしょうか。

　考えられる理由はいくつかあります。一つは事故車か否かという点。前者がそうであったかは不明ですが、事故車というだけで上位グレード、走行距離が浅い車であっても買い取り価格は格段に下がります。他には内外装の状態。特に高級路線が売りの車ですから、状態次第では走行距離やグレードの価値の足を引っ張ってしまうでしょう。そして売却店の違い。これは仕方ない部分もありますが、店によって価格が大きく異なる場合もあります。できるだけ多くの店で査定してもらった方が良いのはこうしたところにあるのです。

　ちなみに、2.4L車の駆動方式はFFとフルタイム4WDがありますが、後者の方が買取価格が高くなるようです。また、2009年12月のマイナーチェンジにおいて外内装が改良・充実したため、これ以降のモデルは買取価格が高い傾向にあります。さらに買取相場価格が高いグレードは、2.4L車のベースグレード「ブレイド」をスポーティ仕様にチューンアップした「ブレイド Sパッケージ」。最上級グレードとなるブレイドマスターも高額査定が期待できるグレードでしょう。ただし、いずれも突出したアドバンテージを持つとは考えにくいため、過剰な期待はしない方が吉かもしれません。

　買取専門店によっても査定に差がありますので、少しでも高く査定してくれるお店を探すことが大切です。ブレイドのような高級路線のモデル専門店をのぞいてみるのも良いかもしれませんね。まずは信頼できる買取専門店をじっくり探してみてください。

ブレイドの下取り相場表

2017年8月時点におけるブレイド主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のブレイドの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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