アコードツアラー（ワゴン）の下取り相場と買取市場動向

　かつて「アコード・ツアラー」の名称で販売されていたホンダ「アコード」のステーションワゴンモデルである車。初代が登場した1991年時点では「アコード・ワゴン」の名前で販売が開始されました。
同社の中でもブームを起こした「オデッセイ」のベースとなった車であり、エンジンルームやタイヤハウス周辺のフレームなどはほとんど共通の構造となっています。

アコードツアラーの買取市場動向

　アコードツアラーへのモデルチェンジを期に、ボディサイズや室内空間、ラゲッジスペースの拡大など車格を大きく向上させています。
インテリアも先進的なデザインとなっており、従来のモデルと比べ細部にわたり高級感が増した作りに仕上がっています。国内では2013年3月に販売終了となっていますが、海外では引き継ぎ販売されているモデルです。

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　販売が終了したアコードツアラーの最終モデルを基準に見ていきましょう。最も安いグレードで274万円の「20TL」、逆に最高額のグレードが412万円の「Type-S　アドバンスパッケージ」でした。
駆動方式はFFのみでトランスミッションは全車ATを採用。エンジン排気量は2.0L及び2.4Lとなっています。このあたりはセダンタイプと同じ仕様となっていますね。

　ステーションワゴンというカテゴリーで言えば、それなりの人気を誇っているアコードツアラー。海外では引き継ぎ販売されていることもあり、中古車での需要も一定のものが望めるでしょう。
新しいモデルである方が当然良いですし、中でも純正エアロパーツなどのオプションがついている場合だと評価も上がるようですね。
一方でドレスアップベース車としての需要もありますから、あまりに行き過ぎたカスタマイズは敬遠されるかもしれません。ボディカラーはホワイトやブラック、特にホワイト人気が高いと言えるでしょうか。

　このモデルは販売開始当時こそ前代未聞といわれるほどの大ヒットとなり人気であった車です。しかし、昨今のステーションワゴン人気低迷のあおりをうけ、その人気も陰りをみせています。
このためどのお店であっても高値安定とは言い難いでしょうね。逆にいえば、売る場所を選ぶことで高く手放すことができるとも言えそうです。
もちろん走行距離や年式がどの程度かというのが前提にきますが、特に何も考えずに下取りでいいか・・・ということではなかなか思った価格にはならないかもしれません。
　
　特に新車ディーラーでの下取りを予定されている方は、余り芳しくない価格をつけられることとなりそうです。
ディーラー系の審査基準というのは、この業界の中でも最も厳しいとされており、その審査方法もかなりマニュアル的なもの。
自動車業界においては有名な話ですが、一般ユーザーには知られていないもの。ですので何の疑いもなく、提示された額で商談成立してしまうという方も多数おられるでしょう。
　
　とにかく高い値をつけたいのなら、やはり買い取り専門業者にみてもらうことです。外装、内装ともに状態を良くしておくのは基本中の基本。
人気、不人気に関わらず、走行距離や車の状態が価格に大きな差をつけるのは言うまでもありません。特に収納空間が広い車であれば、ラゲッジスペースの傷には気をつけておきたいところ。
日頃から荷物の積み下ろしは慎重に行っておくべきといえます。中でもアウトドアが趣味の人で、その類のものの出し入れが頻繁な人は要注意といえます。
　
　廃止されたモデルなので、今後は中古車でしか手に入れることができません。そういったことからも美車であればあるほど希少性が増します。
年式は変えることができませんが、走行距離が大きく伸びないうちに手放すことはできます。高値で売りたいなら状態の良いうちに、良い買取先を探すことがポイントとるでしょう。

アコードツアラーの下取り相場表

2020年5月時点におけるアコードツアラー主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のアコードツアラーの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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