バモスの下取り相場と買取市場動向

バモスの買取市場動向

　現在「バモス」と呼ばれるホンダの軽自動車は、初代はオープンカータイプの軽トラックで、そのユニークな車体があだとなり当時はあまり良い販売実績のない車でした。
1999年に2代目となるモデルが登場し、現在まで何度かのマイナーチェンジはあったものの、フルモデルチェンジに関しては未だされておらず15年以上のロングランモデルとなっています。

　バモスの特徴は一目で分かるその外観。四角い箱型のバモスは、一般ユーザーだけでなく法人など仕事上での使用を目的としたユーザーからも人気の高い車です。
2003年には姉妹車となる、ハイルーフ仕様の「バモス・ホビオ」も加わり、顧客の選択肢も広がったことでしょう。

　現在ラインアップされているバモスの新車価格ですが、最も安い「G（MT）」が128万円、最も高い「G　4WD」が147万円で、後者が4AT仕様となります。ラインアップは至ってシンプルで限られており、その形状からユーティリティを重視するユーザーが買い求める車と言えるでしょう。

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　バモスは同ジャンルの中でもトップクラスの人気を持っています。理由の一つはライバル車が少ないということ。
箱形軽自動車は商用車も含めれば種類がありますが、乗用登録となるとバモスかダイハツ「アトレー」といったところ。
ユーザーの選択肢は限られており、しっかりとした作りと使い勝手の良さからバモスは高く支持されているのです。

　姉妹車となるホビオはどうでしょうか。ホビオはバモスよりもハイルーフ、つまり車高が高くその分重量も重いため、燃費性能でもバモスには劣るようです。
どちらかというと、始めからユーティリティ感を重視しているホビオに対し、日常生活でも仕事上でも使いやすいバモスの方に人気が集中しているといえます。

　バモスタイプの車は仕事と兼用する場合も多いと思われますが、この様な車はワンオーナーにおいて比較的長期にわたる乗用が多いとされ、中古車市場に出回る機会があまりないと考えられます。
ですが、バモスの様な車を中古車で求めるユーザーも決して少なくありません。仕事上で使うだけであれば、新車でなくて構わないといった方が多いのがその理由です。

　ですので、中古車市場におけるバモスタイプの箱型軽自動車の価値は高い位置にあるといえ、高額査定も期待できるはずです。
同型のモデルが長らく販売されているため、年式よりも性能的な車の状態や人気のカラーであるかどうかなどが重視されやすいようです。カラーで言えば黒や白系が安定しているでしょう。

　仕事と遊びの兼用で使い倒している、という方もいるかもしれませんね。そういった場合でも悲観するのは早いでしょう。
外観に難がある場合でも、この手の車であれば気にしないというユーザーが存在するからです。特に仕事用として使う場合は見た目の綺麗さよりも使い勝手や価格の方が気になりますよね。
そうしたユーザーの需要もありますから、バモスは少々疲労感があってもすぐさま価値がゼロになることは考えにくいのです。

　より査定額を上げるためには、多くの業者に見てもらって競合させるのも一手です。市場に出せば売れる車ですから、お店側も欲しいと思う一台のはず。
そこでたった一社の査定で決めてしまうのは非常にもったいないと言えるでしょう。複数のお店で査定してもらい、最も条件の良い業者と商談を進める。
バモスに限らず車の売却においては基本のことですが、リセールの良い車なので尚更手を抜きたくないところです。

　買い取ってもらう場所によっては非常に良い条件での査定も期待できる、バモスにはそんな秘められたパワーがあることを知っておいて下さい。
古いタイプだから、消耗しているから・・・といって諦めずに、自信をもって査定にのぞみましょう。

バモスの下取り相場表

2020年7月時点におけるバモス主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のバモスの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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