ルクラの下取り相場と買取市場動向

ルクラの買取市場動向

　軽自動車の自社生産中止を発表したスバル。この為スバルブランドとして販売する軽自動車はダイハツが生産を担うことになりましたが、その中の一つに「ルクラ」があります。
この車は2010年4月に販売が開始されており、ダイハツ「タントエグゼ」をベースとしOEM供給された軽トールワゴンとなっています。

　タントエグゼとの違いとして、運転席シートリフター、チルトステアリング、フロントシートベルト・ショルダーアジャスターが全車両標準装備となっています。
タントエグゼでは一部メーカーオプションとなるこれらが標準装備されていることは、ルクラが女性ユーザーをメインターゲットとしている配慮でもあるでしょう。
また、ボディカラーや仕様でも若干の違いがあり、ユーザーの選択する幅も広くなることが予想されます。

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　本家同様にカスタムシリーズの設定もあり、それを含めると8種類のグレード展開となります。当時は4AT車もありましたが、発売後程なくして全車CVTへと置換。ノーマルモデルはNA車のみ、カスタムにはNAとターボの二種類が用意されています。

　タントエグゼは先日生産終了が告げられたばかり。ルクラも当然同様の流れになり、現在は在庫のみの販売となっています。廃止の主な理由は販売不振ですね。
タントエグゼ同様、ルクラも高い人気を得続けることはできなかったようです。

　査定に関しては通常の軽自動車とさほど変わらないでしょう。年式や走行距離が基本となり、ナビやETCといった実用的な装備品が重宝されるでしょう。
中古車では既に珠数が存在しますから、程度の良いものでない限りは飛び抜けた高額査定を得るのは難しいでしょうね。
廃止という経緯を見てもわかるように、人気の点でもそこまで有利になるとは言い難い印象です。

　タントエグゼは最終的な売れ行きこそ苦戦したものの、タントの派生車種とあってそれなりの認知度はあるでしょう。
それと比較されるとルクラはやはり分が悪いことは否定出来ません。同じ車ではありますが、ブランドが異なるだけでリセールにも違いが出てしまいます。

　軽のスーパートールワゴンという人気ジャンルは強みになりますが、ライバルが多すぎるためマイナス部分があると減額幅も大きくなるでしょう。
廃止による希少性も望めないと言え、今後は価値が下がることはあっても上がることは考えにくいでしょう。

　誰しも一番効率の良い査定をのぞみたいもの。車を手放すということは、多くの方が次の車の購入を検討されていると思います。
必然的に次の車を購入する際の資金となるよう売却方法に“下取り”を利用するのではないでしょうか。確かに状況次第では下取りでも良い値段がつくでしょう。
しかし、多くの場合下取り査定というのは比較的安い値段がつきやすいと言われているのです。

　これは業界間では有名な話の様ですが、我々ユーザー側からすれば全く逆の考えを持っていた人が多いでしょう。
この考えを逆手にとれば、販売店側としては無理に高額査定をつける必要もありませんし、安く上質な車を仕入れることができます。
「下取り＝絶対安い」とまでは言い切りませんが、そのことも考慮したうえで買い取りのみでの売却も検討した方が良いのではないでしょうか。

　下取りでも買い取りでも、要は同じ売却です。どちらの場合でも買い取ってもらう相手にできるだけ好印象を与えるようにしておかなくてはなりません。
室内は清潔にしておき、ボディもできるだけ磨いておきましょう。早い段階で売却を考えるのであれば、日頃からの取り扱いにも注意して、できるだけ無駄な損傷などを負わないようにして下さい。
また、安易に一社だけの査定で決めてしまわないことも高価買取の近道になります。

ルクラの下取り相場表

2019年8月時点におけるルクラ主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

複数の買取店に見積りしてもらう事で詳細な相場情報が得られます。
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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のルクラの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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