プレマシーの下取り相場と買取市場動向

プレマシーの買取市場動向

　1999年、ファミリアをベースにしたコンパクトミニバンとして投入されたのが「プレマシー」です。
5ナンバーのミニバンで、3列シートのおかげでこのクラスの先駆け的な存在だったのですが、その後はトヨタのウィッシュやホンダのストリームにシェアを食いつぶされてしまいました。

　これまでに二度のフルモデルチェンジを行っており、現行モデルは2010発売の三代目になります。「NAGARE（流れ）」と呼ばれるエクステリアデザインを本格採用したモデルであり、優れた空力性能と躍動感溢れる雰囲気が特徴です。

　グレードは現在7種類用意されています。排気量が2.0Lで5ドアの7名定員は全てのグレードで同じなのですが、トランスミッションが5ATと4AT、6ATとグレードによって異なります。
駆動方式もFFとフルタイム4WDに分類されています。一番安いモデルが「20CS」で185万円から、一番高いグレードが「20S」で241万円からの提供となっています。

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　マツダのスカイアクティブ技術で生まれた「i-stop」が搭載されたグレードもありますが、そのグレードは燃費が16.2km/Lとこのクラスではかなりの低燃費を実現しています。
安全面でもブレーキオーバーライドシステムを全車に標準装備するほか、一部グレードにはDSCも搭載されています。同ジャンルの中でも比較的低価格なことも魅力のプレマシーですが、査定事情はどうなっているのでしょうか。

　プレマシーの現行車種が登場したのが2010年の7月になりますので、既に初回車検を迎えています。
そのため中古車でもそれなりの数が流通しており、相場以上の査定額を得るのは難しい現状が待っているでしょう。グレード別では先に話した「i-stop」を搭載したモデルが有利でしょう。
それ以外には基本的に走行距離の伸びや年式、車の状態で決まってくるでしょうが、ベースは低く査定されることが多いでしょう。

　プレマシーを欲する層は主にファミリー層になります。一方で居住性だけではなく走行性も一定のものを求めたいと思っている層でしょうから、エアロパーツなどはそこそこの査定となるようですね。
他のカスタマイズに関してはさりげない程度のものであればともかく、派手なものですとあまり良い印象ではありませんから査定にも響いてしまうようです。

　ミニバンといえば背の高いタイプが人気を博しており、ライバルもかなり手強いモデルばかりです。
さらにマツダはリセールバリューが弱いという風潮が残っており、査定場所によってはその影響が強く出てしまうでしょう。

　傷や汚れ、走行距離の伸びなどマイナス査定の部分があると、他の車種以上に厳しいマイナスとなってしまいます。プレマシーを高く売りたいのであれば、
例えば年度末や月末、あるいは雨の日や閉店間際など査定が瞬間的に上がる状態の時を狙って見積もりしてもらう。
ほかには買取り業者の在庫事情を見てみるなど、車体の価値以外の部分で気を使わなければならないでしょう。

　これが下取りであれば価格を上乗せしてもらうのではなく、新車にオプションを付けてもらったリ、新車のガソリンを満タンにしてもらうといったように価格以外の面で配慮してもらう事も出来るかもしれません。
できれば多くのお店で査定をしてもらい、最も高く買い取ってもらえる場所で商談するのが理想でしょう。

　以上を踏まえると、プレマシーは高く売る事を考えるよりも長く大切に乗った方が良いのかもしれません。悪い車種ではないのですから。
競合が強力な点とブランドイメージでどうしても厳しい戦いを強いられる事になってしまうだけですので、長く乗るのも賢い選択の一つかもしれませんよ。

プレマシーの下取り相場表

2020年8月時点におけるプレマシー主要グレードの下取り相場表です。

実際の下取り・買取価格は車の状態や色、走行距離などにより違ってきます。
参考情報としてご覧下さい。

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参考：toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報　http://toyota.jp/service/tradein/dc/top

表示の価格はあくまでも参考価格です。
実際のプレマシーの買取価格や下取り価格は市場の状況や車両の状態などによって変化します。

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